Saunaravintola Kuuma

『タンペレ街中の川水風呂のオシャレ地元サウナ』
【フィンランドサ旅⑪】
ヘルシンキで人気のサウナ施設Löylyの姉妹店でオシャレでありながらも、地元フィンランド人密着のクオリティ高い施設でした！

タンペレで朝11時〜営業のKuumaに事前予約して朝イチ訪問！
タンペレ駅から南西、美しい桟橋を渡った先の川沿いに白いオシャレな外観の建物！
館内に入ると、Löyly同様川沿いテラスもあるオシャレなレストラン。
受付は一緒のカウンターで、バスタオルはレンタル可能。
利用は90分制で時間になったらカウンターにロッカーキーを返す流れ。
ちなみに写真撮影はOK。

オシャレな休憩所を抜けた先、男女別れて更衣室で水着に着替えたら、シャワーブースで身を清める。
サウナは屋内に右側薪サウナと左側にスモークサウナの2つ、屋外に薪サウナが1つで合計3つある。
①屋内薪サウナ
階段を上がり、奥の窓ガラス前にikiの薪ストーブが構えて対面座面となっており、Löylyのプライベートサウナと似たような造り。
薪特有の柔らかい熱を感じながら、川沿いの景色を眺めながら入れる大きな窓ガラスからの採光と間接照明もオシャレな印象。
円柱ストーブが座面より下に埋まっており、サウナストーンも下の方が温まっているため、ゆっくり下まで注いでロウリュするのが良さそう。
②屋内スモークサウナ
入口左手前に大量のサウナストーンが乗ったストーブが構え、薪サウナと同様に階段を上がって対面座面があり、大きな窓ガラスから景色を眺めながら入れる。
スモークの香りと余熱を堪能しながらゆっくり入れるセッティングの中、ロウリュで蒸気を浴びる。
段々と温度が下がるため、早い時間に来るのがオススメ！
③屋外薪サウナ
Löyly同様、屋外テラスにあるコンテナのAITOサウナ。
L字2段座面の造りは同じだが、前室なく薪ストーブになっている点が大きな違い。
薪特有の柔らかい熱を楽しみながら、上段は天井近くコンパクトゆえ、ロウリュすれば熱い蒸気を一気に体感できる！
窓ガラスから川沿いの景色を眺めながら入れるのがやはり良い♪

サ室を出たら屋外ウッドデッキの先、Allas Sea Poolと似た側を流れるタンメルコスキ川のプール水風呂！
水温は15℃ぐらいで冷たく、濁っているも水質はやはり良い！
川水風呂後は、ウッドデッキのイスやブランコで外気浴。
地元フィンランド人が友人と利用しに来る雰囲気も良い中、ととのった〜！

サウナ後、サウナ室で偶然ご一緒したサウナーさんと館内レストランでサ飯もご一緒し、退館後も同コース計画していたため1日一緒にサウナ巡りへ！

サーモンスープ

甘めの味付けで美味しいサーモンスープ。サラダとパン付き。

新規開拓／累計487施設

北欧四カ国サウナ旅行。昨日はサウナ首都タンペレの公衆サウナ3つ（Rauhaniemi、Kaupinojan、Rajaportin）を巡った。一夜明けて本日は市内を観光。特にプーニッキ展望台からの朝焼けは絶景で、雪を被った雑木林とのコントラストもあり、一面銀世界の絶景に感動を覚えた。併設のカフェでは世界一美味しいと評判のドーナツとコーヒーでブランチタイム。優雅な時間を過ごした。

他にも日本でもお馴染みのムーミン美術館を見学したり、古い工業用の赤煉瓦でできた建物に囲まれたフィンレイソン地区の街並みを眺めたり、タンペレの屋内マーケットでショッピングを楽しんだり、十分にタンペレ観光を満喫することができた。

本日の夜にはヘルシンキに戻る予定なので、タンペレでのサウナはこれでラストとなる。最後に向かったのは『Saunaravintola Kuuma』。その名が示す通り、モダンでオシャレなサウナレストランとなっており、ヘルシンキで訪れた「Löyly」の姉妹店でもある。確かに現代的な雰囲気はデザイン性に秀でている。

レジにて受け取ったリストバンドはサウナエリアへの入場及びロッカーキーとして使用する。更衣室は黒を基調としたシックな装い。やけにガランとしていると思ったら幸運なことに他に誰一人利用者はいなく貸切！これには思わずテンションが上がる。

サウナは二種類あり隣同士並んでいる。向かって左側がスモークサウナで右側が薪サウナ。どちらにも共通する特徴として大きな窓が印象的で、目の前のタンメルコスキ川を広く望む開放的な空間となっている。もちろんどちらもセルフロウリュ可能。窓際の特等席に腰掛けてじんわりと蒸される。

また大きな窓から差し込む光の影響もあり、スモークサウナは一般的なものとは少し異なり、明るくて視界良好。黒い煤が舞うこともなく、息苦しさも全く無い。ストーブにはずっしりとしたストーンが積み重なっているが、瓦礫のようなサイズ感のゴツゴツした石でとんでもなくデカい。

サウナ室から外のテラススペースへと飛び出す。階段を下っていくとタンメルコスキ川の清流を溜めた天然の水風呂が現れる。水温は言わずもがなキンキン。熱を帯びた身体を冷ましたら、またテラスへと戻っていく。

テラスには天井からブランコが2つぶら下げてあって、ゆっくりと静かに揺られながら対岸のタンペレの街並みを眺める。他にも傾斜が付いた椅子やベンチがあるので外気浴の環境としてはとても充実している。

公衆サウナとはイメージの異なるお洒落で洗練された施設。2018年オープンということで新しさもあり全体的に清潔感があって綺麗です。