脱衣場の壁には泉質表が貼ってあった
ここは運び湯が使われて源泉井戸の表記には鶴の湯とある
この温泉井戸は遡ると南北朝時代から使われていた
江戸の頃には温泉地として非常に栄えていたという
そして昭和の人間がそこにダムを作りすべてを水の底に沈めてしまった
その前に湖底から揚湯パイプを引いたのはいいが、源泉の権利を主張する元の集落の人々との折衝が何十年と続き利用することが出来ず幻の湯なんて言われてた
村人ちゃんたらもう…世が世なら斬られてたね
そして平成の時代にやっとこ再開湯し令和の現在旅館やホテルにローリーで分配されている
湯船は一つ
無色透明な温泉は昇温され加水循環して塩素消毒してるもんであんまり硫黄成分とかは感じづらかったのだけどまあ仕方のないことなのだ
でも浴中浴後のさらりとした感じや体内から昇温する感覚
失われた鶴の湯温泉郷の記憶の片鱗に触れられたような気がした
窓の外には渓流が流れているのが見える
サッシを開けると湯気が抜けてかわりに緑色の風が入り込んできた
ガラスに貼られたパウチをよく見ると「窓を開けないで下さい」と書いてあった
天狗の仕業かな…?そしらぬふりをして閉めた
浴室の奥に小さな隠し扉みたいなのがあってサウナルームと書いてある
扉の上と下に1インチ程の穴が開けてあって簡易的な給排気を担っていた
くぐって中に入ると二段ベンチの小さなサウナ室
ソーラトンの貼られた天井も低め
ラウールの下唇程の高さだった
ストーブガードの中にはメトスのSMが一つ
熱源も反射板も近いものでとても熱かった
誰もいなかったから扉少し開けたままにしたり締めたりして実験して遊んでいた
水風呂ないけどね
半径100メートル以内にコンビニもないから飢えには注意だけどそこらへんに生えてる草もなんか美味しそうだった
奥多摩なんか良いね

新規訪問サウナ846軒目
青梅を流れる多摩川上流のそばにある施設。
地元が近いのに今まで知らなかった…
宿泊施設なので夏休み後半でも家族連れなどもわりと見かけた。
浴場自体はシンプルな作り。
熱めの温泉と、窓の向こうには森が広がる。
遠くから蝉の声も聞こえるし、ちょっと立ってのぞいてみれば川も見える。
サウナは、まあオマケ程度。
激熱とはいかないけど、しっかりと熱さがあるのと、
暗くて静かな感じは、とても好み。
水風呂はないので水シャワーで我慢。
温泉に足だけつかりながら、外の緑を眺めて休憩。
心が安らぐ。
サウナをメインで来ると少し物足りないかもしれないが、
自然が好きな人にはオススメ。
秋や冬はまた違う顔を見せてくれるかもしれない。
女
-
94℃
男
-
94℃
RAMEN FEELで満腹になったおじさん2人組、
ちゃんとご用意してましたよ、サウナおじさんがまだ行ってない所。
イキタイ上では宿泊者限定となってますが、
公式HPでは日帰りサウナの案内が。
11:00~15:00(最終受付14:30)の限定のようですが、行ってみました。
フロントで日帰り入浴の旨告げると、やってますよと。
1,000円支払い、木札をいただく。
ロッカーキーでもなんでもない、ただのフダ。
帰りにフロントの籠へ要返却です。
EVで1コ下の階へ移動、進んだドンツキが浴場となります。
入口前にコインロッカー、貴重品はコチラへ。
100円、飲み込まれる式なので、同行のらーさんと共用します。
脱衣所、籠へ脱いだもの放り込み浴室へ。
洗髪洗体済ませ下茹。
天然温泉とのことですが、ほぼ無色透明。塩味もないね。
湧出量は450L/分と豊富なんで、厳選かけ流しかな。
結構熱い。ズバリ42.5℃と予測。正解は知らん。
水風呂は無いので、シャワーで水通し済ませてサウナin
サ10分・水シャワ・気9分
サ9分・水シャワ・気8分
パパっと2セット。
2段、コンパクトなサ室。詰めれば3人行けそうかなぁ…
薄暗くて雰囲気好き、天井も低いんで中々いいじゃない。
ストーブは対流式の電気。メトスかなと思ったらメトスだったらしい。
ロウリュなし、壁にも水掛け禁止の注意書き。守りましょう。
定格10分でしっかり発汗、水シャワーでも結構あまみも出たわ。
内気休憩が基本だけど、窓は開放可能。
虫が入ってくるって注意書きもあるけどね、今の時期ならまぁ。
窓下には多摩川がちょうどU字に曲がった所、
露天でもあれば景色良さそうだけどね。
最後は浴槽の淵に寝転がり休憩。
再度湯に浸かり、終了。
ワイらの他に、先客1後客1。まぁ快適に楽しめました。
身体拭き上げて終了。
戻る途中の自販機で給水チルアウト。
チルアウト、レッドブルが200円。
ポカリ500ml、ミニッツメイドグレープ280mlも200円。
価格がバグってる…
フロントにて木札返却し、退館。
らーさんともここでお別れ、
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
さ、朝も早かったし小雨もパラついてきたんでね、
今日はもうおとなしく千葉帰ろうか。
腹パンなんでサ飯も無しよ。
一応朝ラーの方を上げときます。

男
-
84℃



