増富温泉郷は100年以上の歴史があり
伝承ではかつて信玄の隠し湯であったともいわれている
そしてここは宇宙一ラジウム含有量の多い温泉らしい
不老閣はそんな渓流沿いに建っていて、天皇も泊まったことがある由緒ある旅館
増水した川にも時間にも流されず、変わらずとても重厚で閣と称するに相応しい佇まいだった
下足を預けてフロントへ行くと
「ラジウム温泉に入ったことがありますか?」
と女将さんに訊ねられ、
「さっきまで向かいの金泉閣で入浴してました」
そう答えるとすこし笑いながら丁寧に入浴法を説明してくれた
ひとりひとりの入浴客に寄り添うそんな姿勢が素敵だった
内湯に入ると浴槽は2つ
あたたかい白湯と源泉槽
含ナトリウム炭酸水素放射能冷鉱泉は27度程
窓から差し込む陽光を反射させた水面は黄金色に輝いてなんかナウシカみたいだった
析出物により原型を留めていない湯口にはマグカップが置いてあって飲用も推奨している
味はといえばダシ汁の白ワイン割に塩ふったみたいな感じであまり美味しくはないのだけどね
もはや素材もわからなくなってしまった浴槽の縁をルマンドのように温泉の成分が綺麗にコーティングしていた
すこし気泡が混じり、浮力を感じる湯の中で30分ほどじっとしていると身体の内部が熱をもちはじめたようだった
浴室の隅にサウナがある
一段ベンチでラジウムを含んだ蒸気が部屋を満たしていた
配管からは源泉が湯塔にそそがれてはあふれ、床をえんえんと流れていく
長い年月をかけて付着した成分はさながら月面のクレーターのようでなんだかカッコ良かった
ストーブガードの中には小さな熱源があり蒸発皿の上にはサウナストーンが熱せられていた
柄杓で一杯ロウリュすると音をあげて蒸気が広がった
それほど室温は高くないのだけど息ぐるしくもなく心地よい空気だった
ねつにあてられたせいか、少し身体がくらっとしたので床で休憩してから施設を出た
標高1000メートルを超える場所に位置する増冨は、その不便さからかリゾート開発を免れた
変わらない風景とお構いなしに自噴する温泉
カッコよすぎてすっかり風穴あけられちゃったよ
参っちまったぜなんとかしてくれよって
時間のラセンをラジウマシンにお願いした

ラジウム 放射能含有温泉が首と腰の持病に効くのでは?と前から気になっていた増富温泉へ。中央高速を走りまずは甲府で早めの昼食。名物ほうとうはたくさんの野菜でお腹にやさしい。
山奥へと走り到着した不老閣は古めかしい温泉宿。案内された部屋は日当たりも悪く、景色も見えない残念な部屋。しまった、予約の時点で部屋からの景色を聞いておくべきだった。
温泉メインだからまあいいかと気を取り直して、名物の岩風呂へ。
旅館を出て徒歩で山を登った先に岩風呂の小屋があった。岩風呂の底から源泉が少しづつ湧いている。体感26度くらいだが、天然の炭酸も含まれていて体は気泡につつまれた。なんとなく暖かさもある。ラジウム源泉の放射線もたくさん出ていて被爆して何だか不安にもなるがホルミシス効果を信じてじっくりつかる。巨岩に抱かれるように冷泉につかる稀有な体験だ。
湯上がり後は不思議なくらいの猛烈な睡魔に襲われ仮眠。
ラジウムの放射線の影響か。
その後、不老の湯のラジウム蒸気吸入室へ。
スチームサウナのようになっていて、石の乗ったサウナストーブがあり、セルフロウリュできるが、ストーブのパワーが乏しくて思ったようなロウリュは楽しめない。
それでも10分以上入っていると汗はでる。水風呂代わりに体感30度のラジウム源泉に15分以上浸かる。じわじわと染みてくる。ちなみに外気浴スペースは特にない。
サウナと呼ぶにはちょっとあれだが、ラジウム源泉と放射線の不思議な体験は悪くない。
メインは増富ラジウム温泉峡で行われたフィンランドサウナイベント
当日はまさかの雪。
だけど、これが最高のシチュエーション。
本谷川沿いで移動式サウナ(Laatikko moving SAUNA )を体験。
サウナは3台で、3人は余裕で入れる広さ。
少人数での開催だったので、私は1台を1人で使わせて頂いた。
(ちなみに同じ時間の参加者に、北杜市長さんや北杜市役所の方もいて、少しお話をさせて頂いたり、写真も撮らせて貰った)
サウナの中、温度はそこまで高くなく、説明では60〜70℃くらいとのこと。
ただ薪は自分で焚べていくので、温度調節は自分次第。
さらにロウリュウもし放題。
この日の水は増富ラジウム温泉から汲んできた温泉。
ラジウムが含まれているからか、水蒸気になると、少し塩気がするのが不思議。
十分温まったら、外へ。
外は一面の雪なので、それで身体を冷やす。
自分が熱湯風呂みたいに氷を身体に眩して冷やす時がくるとは思わなかった。
そして、これも折角の経験値なので川へもイン。流石にゆっくりと入ったけど、雪降る川での水風呂はなんとも言えない気持ち良さ。
2時間たっぷり楽しんだ後は、着替えて近くの増富地元飯(松村物産店のうどん)を堪能。
その後、プランに付いていたラジウム温泉、不老閣さんへ。
温泉は不老の湯。温かい湯と温度が30℃のラジウム源泉を交互に入って身体を癒すのが入り方とのこと。その途中、天然ラジウム泉 蒸気吸入室へ。
天然のラジウム泉を使用しての蒸気浴。
そんなに熱くはない温度。
中にサウナストーン(香花石)があり、石が白く渇いていたら、途中でラジウム泉を杓一杯だけかけて蒸気を出す。
(かけ過ぎると、温度が下がってしまうのでダメだそう)
温泉で十分に身体を温めて、まだ降り続ける雪の中を帰宅。
とても有意義な連休最終日となりました。
あとフィンランドサウナイベントのスタッフさんも、不老閣の従業員の方も、とても親切で良かった。雪のなか、本当にありがとうございました。

男
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男
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25℃
トムラウシ温泉に入ってから最も日本的なサウナは温泉を利用したスチームサウナだと確信した。
全国の温泉スチームサウナに入ってみたい。ならば山梨からだろうということでこちらへ。
女将さんから説明を受けまず岩風呂へ。岩風呂は山の上にあるので長靴を履き登る。下に川が見える、期待が高まる。岩風呂は交代浴のみ、まずはお湯に浸かる。頃合いを見て岩風呂の部屋へ、神棚?仏壇?が置いてある。先客にならいリンを鳴らし手を合わせる。室内に張り出した岩の先に茶色の水風呂がある。入ると独特のマイルドさ、温度は23℃、炭酸も出ている。湯治の常連さんが座っていたのが炭酸が出ているベストポジションだった。気持ち良い。長く浸かる。浸かりすぎは良くないと言われた。
室内の巨岩、底が見えない風呂、北海道十勝岳温泉凌雲閣を思い出した。
数セットこなしてから下に降り浴室へ。女将さんの指示通り熱湯→冷泉30℃→蒸気吸入室の流れで。
蒸気吸入室、入るとサウナストーンにラドルがある。ドライサウナ?じゃ無い、温泉スチームも出ている。でもストーブもある。ハイブリッドか。いつも通り石の温度を手で確かめ熱いところに慎重にロウリュする。聞くとこのシステムは5年以上前からやっているとのこと。
温泉をラジウムを吸い込む。やはりコレが温泉スチームサウナの最大の魅力。温泉自体を呼吸して味わう。
そして冷泉へ。ゆっくり浸かる、これもサウナあれもサウナ。大地の恵みを味わうのも悪くない。
とにかく岩風呂の凄さが忘れられない。山梨の宝だな。もしあれにテントサウナから入ることができたら…
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