ロウリュ

2026.02.28

1回目の訪問

松山出張、三日目。旅の掉尾を飾るのは、サウナー達のオススメ『喜助の湯』だ。

門構えは道後温泉の格式を纏いながら、併設されたゲームセンターやボウリング場が真横で躍動している。この「静」と「動」の不敵な混ざり合いこそが、この施設の真骨頂だろう。

内装はさらに攻めている。和モダンな造りに、DJクラブのような極彩色のライティング。一見、ミスマッチな要素が、ここでは不思議と調和され心地良い。

湧き出す源泉で身を清め、いざ、三連サウナの戦地へ。
『鬼サウナ・炎(ほむら)』は110℃。赤鬼瓦が睨みを効かす煉獄。肺まで焼かれる灼熱に、雑念は瞬時に蒸発し、生と死の境界線が露わになる。

『鬼サウナ・蒼』は90℃。青鬼瓦に見守られる瞑想の深海。静謐な熱が、じわじわと魂の芯を捉える。

最後に『風神サウナ』。オートロウリュ直後に吹きぬけるオートアウフグースの旋風は、まさに神のひと吹き。
全方位から灼熱の塊が突き刺さる。体感温度は極限まで跳ね上がり、毛穴という毛穴から生命力が噴き出していく。

水風呂は16℃でベストチョイス。だが、私を虜にしたのは天から降り注ぐ感謝の雫、『喜助の滝』だった。
脳天を直撃する激流。水に浸かる以上の快感が全身を突き抜ける。何度も打たれているうちに、四国の八百万の神々と共鳴するような、形容しがたい多幸感に包まれた。

外気浴の壁には、ポップに描かれた松山の旅マップ。
サウナで研ぎ澄まされた五感に、街の魅力が鮮やかに侵食してくる。

素晴らしい。ここは単なる温浴施設ではない。
旅を完成させる、最高のアート施設だ。

ロウリュさんの伊予の湯治場 喜助の湯のサ活写真
ロウリュさんの伊予の湯治場 喜助の湯のサ活写真

ごはんとお酒 なが坂

宇和島鯛めし定食

う、美しい...

サウナ飯 supported by のんあるサ飯
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