2023.01.04 登録
[ 京都府 ]
自分は歴史は信じられないタイプの人間だ。
しかし、目の前に年季の入った物を見ると、そこには哀愁を感じる。
銭湯はそれを感じさせてくれる。
島原にある都湯は今年の4月に改修して、それまでは島原温泉という銭湯だったという。
温故知新の思いを感じられる浴場だ。
京都らしい慎み深い銭湯で、脱衣場も浴室も広過ぎず、風情がある。
若干雪が降っていて外が寒かった分、雰囲気とお湯の熱さが身に染みる。
サウナ室はこぢんまり。入口は身体を屈めて、横向きになってやっと入れる。
脱衣場にも流れている70〜80年代の欧米のジャズポップだろうか。その頃に生きていた訳ではないからなんとも言えないけど、なんだか懐かしい気持ちになる。
水風呂は天然の地下水をそのままの温度でかけ流しにするという心意気。お店の努力に感謝。
温冷交代浴も含め、2時間くらい居ただろうか。
疲労が溜まっていた身体と頭を暖め、自分と向き合う大切な時間になりました。
[ 京都府 ]
京都に越してきた。
最近の毎日と言えば息をつく時間がない。
仕事は1日の大半を占める。休日も生活の準備がある。
そんな越した初日から名倉湯さんは側にいる。
東京にはない、京都らしい歴史のある銭湯だ。
作った古さではなく、歴史と哀愁を感じる京都らしい街の銭湯だ。
洗い場のシャワーヘッドは取り外す事が出来ない。
背中を流す時は桶を使って泡を流す。
そんな不便さすら心地がいい。
サウナは少し頭を下げて入らなければならない。何故なら、入り口の背が低いから。
暑すぎると感じないサウナ室内は昭和の音楽に耳を委ねて最高の贅沢になる。
出てすぐの水風呂は冷たすぎず、いくらでも入って居たくなる。
浴室内に置いてある椅子に腰をかけ、湯船からの湯気の立ち上った浴場内を見渡す非現実。これだけでまた1日をやり直せる。
サウナの合間には京都特有の暑めの湯船と心地よい水風呂で温冷交代浴。徐々に身体が熱を持っていく。
日本に生まれて良かったなあと思えるこんな時間。
京都の街の銭湯ではそんな瞬間が待っている。
[ 東京都 ]
日本復帰。中東での勤務が終わりを迎えた。理由は自身の結婚によるものだ。これからの人生は隙間時間を見つけてサウナに行く事になっていくだろう。
さて、まずはただいま。時は少し遡り昨日。用事があって浅草へ。かなり混み合っている。
時間が3時間ほど出来るタイミングがあった。そこですかさずサウナセンター稲荷町を思い出す。
早足で電車へ乗り込み、浅草から稲荷町へ。館内は休日の為、少し賑わっている。
サウナは椅子の配置が変わっていて、3段しっかりある仕様になっている。歩行スペースがだだっ広かったサウナ室内をいい環境に変える事に成功したようだ。
鶯谷の本店ほど湿度がないのも稲荷町の特徴。サウナ室内の広さによるものだろう。
それでも座っていれば、汗はかき始める。重労働の毎日のストレスを汗とともに身体の外へと流していく。
久々の水風呂。キレのある冷たさだ。サウセンの水風呂はこうでなくちゃ。
脱衣所の奥の椅子に腰をかけて休憩。もう一度、ただいま日本。
丁寧に4セット楽しんだ後は、レストランでチキンステーキとご飯と味噌汁。本店からも姿を消したチキンステーキがこんなところにあるなんて。
このチキンステーキをこれからも沢山食べにきたいのだが、今後の勤務地は京都である。東京とは残りわずかでお別れになってしまう。
しかし、京都には数多くの銭湯がある。楽しみはまだまだ尽きる事はないだろう。
日本に帰ってきたからには、サウナを楽しむのが自分の人生ってものだ。これからもサウナ愛好家として、少しでも多くの人と日常をわかりあっていきたい。

[ 京都府 ]
私用で京都へ。なんだかんだ一時帰国中最後のサウナになる。
2泊泊まって2泊しっかりサウナを楽しむ。
寝る前のサウナはやっぱり気持ちがいい。
京都のお湯はやっぱり少し熱め。
この熱さが温冷交代浴の始まり。
こう思ったのは2日目の夜。気付くには少し遅かった。
京都に来るなら銭湯も入りたかったけど、今回は見送らざるを得ない。
またサウナに入る日を楽しみに人生を歩みたい。
ありがとう。サウナ。
[ 東京都 ]
サウナセンター。それは宇宙。
色々な思い出が詰まったサウナ屋さん。
土日は3時間コース選べないんだった。ご飯も食べれそうにはないけど仕方ない。ここで行かなきゃ後悔する。
沢山足を運んだだけあって、身体が動線を覚えている。
コンディションも相変わらずばっちりだ。
ロウリュも久々。熱いサウナ室に追加で熱が加わる。
白樺の香りとはいかずとも、檜とペパーミントの懐かしい香り。
お腹が空いていればスタミナ炒め定食を食べたいところだが、昼飯と言うには遅すぎる。
休憩室で開き直って休み切る。
時間が足りなくて3時間も滞在出来なかった。
寝ぼけ眼をこすって一階の更衣室で着替える。優しいBGMに耳もまた帰ってきたいと感じているみたい。
十分満喫出来た。また必ず帰ってきます。
[ 東京都 ]
サウナ北欧。何度も行っている。
カレー屋さんではない。サウナ屋さんだ。
カレー屋さんにしてもいい気がする。
北欧の3時間コース。お昼寝コースである。
サウナに入って、カレーを食べて、昼寝。
昼寝のポイントは3時間以内にちゃんと退館する事。
寝過ぎたという罪悪感なく退館できるのである。
サウナとトゴールの湯に入った後にサウナ北欧でしか得られない謎のグリップ感と清潔感がある。この2つの感触が後のカレー、昼寝をより気持ちのいいものにする。
そういえばメインのサウナ室が新しくなっていた。ほとんど同じデザインにしてくれていた辺りは東京のキングサウナの貫禄が滲み出ている。
またカレーを食べに、昼寝をしに来ます。
今日もありがとう、サウナ北欧。

[ 東京都 ]
海外へ戻るまであと1週間と少し。
降り立つはここ三ノ輪。栄湯ではなく、勿論改栄湯を選ぶ。
個人的に好きなサウナを5つ選べと言われたら食い込んでくるであろう改栄湯。銭湯サウナの中では白山湯 六条店を凌いでトップかもしれない。
改栄湯まで来た理由。それは温冷交代浴をする為。
ホームサウナが個人的には温冷交代浴の聖地だが、閉まっているのです。なら改栄湯に来るしかない。
サウナは90度強にロウリュの湿度でコンディション抜群。
でもやっぱり内湯と露天の往復が好き。
人によってニーズって観点は違う。
改栄湯は図らずも自然に様々な人々を助けていると感じています。
[ 千葉県 ]
とてものんびりした日々を過ごしている。
それはそれでいい。しかし、1日を1日で終わらせてはいけない。
そんな時にはサウナに行く。人生をリセットではなく、リフレッシュしにいく感覚だ。
レインボー本八幡はこの間に続いての訪問。
高温の方ではなく、85度の湿度があるイズネスのサウナがお気に入り。
久々にがっつり4セット。魂が活気を取り戻していく。
サウナ後は人生に感謝したい気持ちが込み上げる。
今日もありがとう。
[ 東京都 ]
昨日の話。
一時帰国中は総武線沿いのどこかに住んでいる。
総武線沿いのトップを張っている場所といえば、ニューウィング。
裏のトップみたいな感じの雰囲気。でも、裏のトップを突き詰めすぎて表のトップにひっくり返ったみたいなニューウィング。
今日は休日の夕方という事で、それぞれがそれぞれの楽しみ方をしに、ニューウィングを訪れている。
サウナに入ると、普段思いもしない発想が思い浮かんだりする。
今日の発想は、新しいものは、真新しいものではないという事。例えば、水風呂は水という概念があり、サウナが元にあってからこそ生まれたものであり、サウナはシャワーから派生している。そして、シャワーは身体を洗うという人間の衛生面を守る洗体という行為が元となっている。
そう。真新しいものなんてないのである。
世に溢れる新しいアイデアだって、元があるんだ。
日本人は既存のものを活用してアップグレードする技術に長けていると思う。
サウナ。いや、これは日本のサウナ。他の何者でもない。元のアイデアをアップグレードさせたもの。この国に生まれてよかった。
こんな事を思って、冷水プールを眺めていた。

[ 千葉県 ]
レインボー本八幡。アウフグースを受けに以前に訪れた事があるサウナ屋さん。
今日特に何かイベントがある訳ではない。が、久々に訪れる事にした。
船橋周辺のサウナ屋さんは水質がいい。ここ本八幡は船橋市の隣の市川市に位置していて、お風呂や水風呂、シャワーの水質の良さを感じる。
オートロウリュ時以外は落ち着いた瞑想サウナに高音サウナを堪能。知らない誰かと何も話さずに落ち着く時間は何故だか心地がいい。
休憩所では休日の居場所を求めた沢山の方々の安息の地となっている。休暇中の自分もそのうちの1人ではとふと考えもした。
3時間の休憩コースを使い尽くす。体力も回復した。
さぁ、また日常に溶け込もうか。

[ 千葉県 ]
海外生活を1年。サウナからも1年遠かった事になる。
一週間前から日本に一時帰国。1ヶ月間の長期休暇。
ホームサウナは改装の為、休館中。ユーラシアまでメンテナンス休館だ。
という事で、1件目。船橋グランドサウナ。
以前何度かジートピアに行った時に横を素通りしていた場所だ。ロングクイックコースを選択。ロングなのか、クイックなのか、はっきりしなくともそれでいい。
館内は昭和の空気が漂う。
浴室も天井がなんとも趣深い。
洗体、湯通しを済ませ、夏なので水通しも。
久々の水風呂は爽快の一言。
サウナ室は100度越えにも関わらず、湿度は十分。
熱に身体が包まれる懐かしい感覚。日本に戻ってきた事を、味噌汁を久々に飲んだ帰国初日以来に強く実感。
一年ぶりなので長くは居られないので、身体があったまった事を感じたらすぐに水風呂へ。
水風呂後の内気浴。久々のこの感覚。あぁ、今、日本にいるんだなあ。
2セットで締めて、休憩所でご飯を食べる。日常に感謝をしたい。
こんな日々をもう3週間繰り返す事が出来るのか。
まだまだお世話になります。今日もありがとう。

[ 東京都 ]
成田空港で今飛行機を待っている。それは今朝の記憶。
海外勤務の出国当日。休日とあれば近所の銭湯の朝風呂に入れる。
8時にオープンしてまもなくの堀田湯。最後に風情を感じにやってきた。
サウナに支えられてきた毎日。これまで様々なストレスに打ちのめされてきた。
それでも近くにサウナがあった。
そんな日々に一旦さよならをしなければいけない。
サウナがない。辛い事だろう。
けど、どうだろう。フィンランドや、東欧諸国に近付くではないか。
長い旅はこれから。日常の支えではないかもしれない。
しかし、これからはご褒美になる。
世界のどこかでまたサウナに入ろう。
その思いを胸に。
[ 東京都 ]
海外勤務の出国日前日。お世話になったサウナに行かずして、出発は出来ない。
大谷田温泉 明神の湯。自分の産湯にしてホームサウナ。
3年前から、何度も何度も来ている。そして、来る度にサウナの良さを思い知り、思い出す。
温冷交代浴に出逢ったのも、ここの浴場。体調がすっと好調になる感覚は、この先の人生の宝になる。
改装の期間が2度あった。そんな時が訪れる度に寂寥の念に駆られた。それくらいには親近感が沸いている。
出国先の中東地域には、サウナの文化がない。あるとしてもトルコ式のハマム、値段も決して安価ではなく、日常的に行けるものではない。
必ずサウナが恋しくなる事がこの先待っている。
それでも前を向いて、またこのホームサウナに戻ってくるその日がある事を楽しみにする事は出来る。
サウナは日常の小さな幸せだ。物質主義の人達が求める一時的な大きな幸せとは真逆に位置するもの。
そんな心的な近さが心地良く、疲れ切った日本の人々は安息の場を求めて、サウナにやってくる。
サウナには、ホームサウナを含め、様々な場所で、数えきれない程の思い出を貰ってきた。
この思い出が、小さな幸せの積み重ねが財産だ。
自分のこの無形の財産は、心の中に思い出として残り続ける。
日記の様な形で残し続けたサウナイキタイの投稿も人から見たら陳腐なものかもしらずとも、自分にとっては宝箱だ。
そんな形で、ホームサウナとは一旦お別れ。
また会う日まで、そこに在り続けて欲しいと、心の底から思っている。
この言葉が当分の間言えなくなるのも寂しいな。
ありがとう、ホームサウナ。またいつか会おう。

[ 神奈川県 ]
大学時代の仲間と言える学友と中華街で話込む事になった。
カフェで同業他社という事もあり、話は弾む。そして、サウナにでも行くか、となる。
中華街と言えば新しいサウナがある。ハレタビサウナだ。
行った事はないが、中華街に位置している事は覚えていた。
少し地図を見て辿り着いた先に見つけたサウナ屋さん。
ビルのフロアを利用して作ったサウナ。造りは至ってシンプル。浴室にあるのは、シャワー、水風呂、休憩用の椅子、そしてサウナ。尖っているのは一目瞭然。サウナを楽しむ為だけに作られた場所だ。
シャワーを浴び、水通しをし、サウナへ。
入ってみれば分かる。ここは居心地のいいサウナだ。
温度感と湿度感のバランスが素晴らしく、呼吸がとてもしやすい。酸素を吸い込んだ鼻が全く痛くならない。
恐らく温度を90度よりも低くする代わりに湿度を加えているからだ。サウナ室の熱が身体を優しく包む。
通常より長く居てしまう。凄く気持ちがいい。
十分に身体を暖めた後の水風呂。キリッと14℃。
そして内気浴。どこに座っても送風機がある。
瞼が自然と重くなる。逆らわないでいいか、目を瞑る。
これを3回程繰り返すと、横浜の中華街にいる事を忘れてしまう。
出る杭は打たれる。出過ぎると、周りは打つ気を無くす。
ここはいつかそんなサウナ屋さんになる事間違いないです。
ハレタビサウナがより多くの人々に整いを届ける日はそう遠くない。

[ 東京都 ]
海外での生活が始まるまで、片手で数えられる程の日数になった。
ここまで日本での苦しい長時間労働生活の支えになってきてくれたサウナ北欧。当分の別れを言いにきた。
しっかりと熱いメインのサウナ室。13:30のアウフグースもしっかりと参加。冬場が最高な外気浴。梅雨時の平常時より冷た目な風も気持ちがいい。
新しい方のサブのサウナ室もナイスアイデア。こっちも今やそこに存在してくれてありがとうなサウナ。
そして感謝したいのは北欧カレー。これを食べに人々はサウナ北欧にやってくる。
丼物が沢山あり、目移りするものの、結局北欧カレーを選んでしまう。
やっぱりサウナ北欧は東京屈指の名サウナ。
涙が出てきそうだ。下町万歳。

[ 埼玉県 ]
スパロイヤル川口。自分の隠れた行きつけのサウナ屋さん。
初めて来た時から既視感があった。それが何故なのかは分からないで今日まで来た。
今日漸くそれが何だか言語化出来る。ディズニーシーにあるインディージョーンズの待ち列にある装飾だ。
そう言われてみると、全てがそれに見えてくる。
この不思議な世界観は癖になる。好きなサウナ屋さんです。

[ 東京都 ]
最後に来たのはひと月前。その時と同じ友人とここを訪れた。
土曜日のここは外国人のチェックインも溢れている。浴場もいつもよりは騒がしい。そんな中でもサウナには余裕がある。ここは国内に住んでいる、疲れ切った人々の聖域なのしれない。
100℃前後のサウナ室は、定期的なオートロウリュにより湿度がしっかり保たれていて、身体の暖まりが早い。にも関わらず苦しくならない造りになっている。
水風呂もゆっくりと入っていられる19℃か20℃くらいだろうか。
その後椅子に座れば、開けてある窓から吹いてくる風に心が安らぐ。そこが新宿ゴールデン街の目の前という事を忘れてしまう。
サウナに入ればみな平等という言葉がよく似合うサウナで、色んな人が生まれたままの姿で暗いサウナ室に鎮座する。
サウナあがりには友人とステーキを食らい、ひっそりビリヤード。
海外勤務まであと少し。今日も瞬間を生きていく。

[ 東京都 ]
水の都、ロスコ。ここの湯、もしくは水風呂に浸かると、肌がさらさらになる。
水質がいいとはこの事を言っているのだろう。
初めて来た時は、サウナの深い部分の良さを根源的に理解していなかった。今は色んなサウナを渡り歩いたから分かる。
このレトロ感と水質、館内の雰囲気は貴重であり心地がいい。
来週出国だからもう残り少ないけど、帰国したらまた来たいなと思う。
ありがとう、ロスコ。

[ 東京都 ]
出国が来週に迫った。来たる出国に向けて、諸々の手続きに朝から夕方まで追われていた。
疲れたから、ホームサウナに行くとする。
やっぱりここは安定している。いつ来ても、ある程度混んでいても、間違いないと思える。
浴場に入った瞬間、身体が落ち着き始める。
ホームサウナはこれだから堪らない。
あと少し、神社にお参りに来るつもりでお世話になろう。
[ 静岡県 ]
旅も早い事で今日が帰宅日。4泊5日の5日目。
始まりと終わりの場所、サウナしきじへ。
静岡市内のサウナなのに行きつけのサウナ。スタンプカードも何故かもう5個貯まってる。あともう5個で入館無料だよ。
東海サウナ旅はもう少し時間が欲しかったな。なんて物思いに耽りながら、まずはフィンランドサウナで蒸される。相変わらずいい熱さ。
水風呂も相変わらず気持ちがいい。
その後は薬草、温冷交代浴、薬草で上がる。
距離が遠過ぎてそんなに何度も来れる場所ではないけれど、なんだろうこの感じ。静岡市内に住んでる人と同じ気持ちになってきてはきないだろうか。
いつでも来れる訳ではないけど、いつでもそこにあってくれる安心感ははある。実家みたいになってきた。安定してるな、このサウナ屋さん。
あぁ好きだな。海外に行くとここに来るのも少し先になりそうだな。
悲しいが、その先にも必ず自分を退屈させない娯楽はあるはず。
しきじ、また会うその日まで。

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