ヒャダ

2025.11.19

19回目の訪問

今日は水曜日。1週間の折り返し地点でもある。
朝から「まだ半分か…」とため息をこぼしたくなる日でもあり、「あと半分で週末だ」と自分を鼓舞したくなる日でもある。

そんな気分を抱えて仕事を終え、気がつけば外はすっかり日が落ちていた。闇がじわりと街に染み込み、車のライトがいつもより頼もしく見える。妻がハンドルを握り、私は助手席に座りながら向かうのは、迷うことなく和合の湯だ。

駐車場に車を停めると、夜の空気がすっと肌を撫でた。
昼間ほどの喧騒はなく、けれど静まり返っているわけでもない、ちょうど良い水曜日の夜の温度感。
ドアの向こうには、見慣れた常連さんたちの気配が漂っている。

ここは地元の生活にしっかり根付いた場所。
特別な演出も派手さもない。それなのに不思議と、心がふっと軽くなる。

脱衣所で着替えを済ませ、浴室の扉を開ける。
白い湯気とレトロなタイルの光沢が迎えてくれる瞬間、この施設の“余計なものがない良さ”が胸に染みる。

和合の湯は実直だ。
飾らず、背伸びせず、ただ良い湯と良い熱を提供してくれる。まるで、「今日もよく頑張ったな」と言ってくれているようだ。

まずは湯船にどっぷり浸かり、仕事で凝った肩をじんわりほぐす。

続いて本日の主役、昭和ストロングのサウナへ。
扉を開けた瞬間の、あの“遠赤ストーブの直球の熱”。
湿度に頼らない、昔ながらのカラッとした熱さが身体の芯に刺さってくる。「熱いな…」と笑ってしまうほどだが、それがいい。ここには余計な演出も最新ギミックもない。熱があるだけで充分。質実剛健の名にふさわしいサウナだ。

しっかり蒸されたら、すかさず水風呂へ。
足を入れた瞬間「冷たい!」と心の声が漏れるが、そのあとの快感は中毒性がある。頭の中のゴチャゴチャが一気にリセットされ、身体の輪郭がシャキッと整う。水風呂から上がって椅子に座ると、夜の気配がすぐそばにある。
露天へ出れば、風の音や遠くの車の音さえも、妙に心地よく感じる。

こうして熱い、冷たい、気持ちいい、の三拍子を何度か繰り返す。まるで水曜日という山を越える儀式のようだ。
ここに来れば、仕事の疲れや面倒ごとがすべて湯気に溶けていくような気がする。
和合の湯は大きくも広くもない。豪華な設備があるわけでもない。でも、だからこそ飽きない。むしろ、この“必要最小限で十分満たしてくれる感じ”が、何より贅沢なのだと思う。

帰り際、脱衣所で常連さん同士が軽く会釈し合う姿を見ると、なんだか自分もこの町の一部になれたような気がして、こっそり嬉しくなる。

水曜日の夜。折り返し地点に立つたびに思う。
「ああ、ここがあってよかった」と。

そして、また明日も"ワゴウイキタイ"と。

以上

ヒャダさんの和合の湯のサ活写真

ラーメン山まさか

fuyukara

今しか食べられないマシマシな辛味噌ラーメン。元気はつらつ、元気いっぱい。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 14℃
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1120

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トントゥとは?

2025.11.20 10:53
2
何もない中に何ある その何かを探しに毎回行って しまいますが見つからずです  でも心地良さは変わらない ヒャダさんが気持ちを言葉に表して くれる事で共感出来たりする事も ありますが言葉に出来ない 言葉に言い表わせないものが あるのも確かです 何でも普通が1番難しいですね
2025.11.20 12:37
2
エスカーヴさんのコメントに返信

“何もない中にある何か”って、掴めそうで掴めなくて、でも確かにそこにあって…だからこそまた行きたくなるんだと思います。 私も和合の湯に通うたびに、「今日は見つかるかな?」と思いながら結局見つからずで、でもあの心地よさだけはいつも変わらず迎えてくれるんですよね。 言葉では説明しきれない、でも確かに心の奥を動かしてくる何か。 その“普通”の中に宿るものこそが、一番難しくて、一番尊いのかもしれません。
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