ヒャダ

2025.12.13

33回目の訪問

土曜日の朝。昨夜は取引先との忘年会で、気がつけば帰宅は午前様だった。布団に潜り込んだ時点で今日の睡眠は短距離走が確定している。
目覚ましが鳴る前に目が覚め、頭の奥に鈍い重さを抱えたまま天井を見上げた。酒は抜けきっていない。
けれど、体のどこかが「行け」と背中を押す。向かう先は、いつもの和合の湯だ。

8時半に到着。まだ朝の空気が冷たく、駐車場は静かだった。
券売機の音、受付のやり取り、その一つひとつが日常へ戻る合図のように感じられる。
脱衣所で服を脱ぎ、浴室の扉を開けた瞬間、湯気とともに安心感が押し寄せてきた。ここに来れば大丈夫だと、体が先に理解している。

まずは少し熱めのバイブラ付きの湯船へ。
ぶくぶくと立ち上がる泡が、昨夜の酒と疲労をかき混ぜるように体を包む。肩まで沈むと、重かった頭がふっと軽くなる。
血が巡り、冷えていた内側がゆっくりと解けていく。眠気とも違う、だるさとも違う曖昧な不調が、泡に削られていく感覚があった。

十分に温まってからサウナ室へ。
扉を閉めると、昭和ストロングな熱が真正面から迎えてくる。昨夜流した汗はアルコール混じりで、どこか雑味があった。だがここで出る汗は違う。体の奥に溜まっていたものが、素直に、正直に滲み出てくる。酒と一緒に抱えていた余計な感情まで、汗とともに流れ落ちていくようだった。

限界手前でサウナ室を出て、水風呂へ。
躊躇なく身を沈めると、冷水が一気に輪郭を取り戻させる。火照った体が締まり、頭が冴える。さっきまでの寝不足も二日酔いも、ここにはもうない。呼吸が整い、心拍が落ち着くにつれて、自分が自分に戻っていくのが分かる。

休憩スペースで目を閉じる。何も考えない。
ただ、疲れた体がリセットされ、初期化されていく時間を味わう。忘年会の余韻も、仕事の続きも、今はどうでもいい。

和合の湯は、乱れた状態を一度受け止め、静かに整えて送り返してくれる場所だ。
帰る頃には、寝不足の土曜日が、ちゃんとした一日として始まり直していた。

以上

ヒャダさんの和合の湯のサ活写真
ヒャダさんの和合の湯のサ活写真
ヒャダさんの和合の湯のサ活写真

らーめん 豚鬼

豚骨ラーメン

くどそうに見えてくどくない。

  • サウナ温度 92℃
  • 水風呂温度 15℃
2
958

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2025.12.13 13:12
0
二日酔いにサウナ…無理をなさらずに。でも、サウナを欲する…わかりますぅ。  私も昨日は街中で忘年会でした。 私も今日は、夜勤前のサ活で朝8時45分にInでした〰️。女湯は静かでしたが、男湯は、楽しそうな会話が聞こえて、賑わっていましたね。
2025.12.13 14:41
1
ポンチキさんのコメントに返信

「今日はやめておこうかな…」と思いながらも、気づけば身体が向かってしまうんですよね。サウナ欲って不思議です。 街中の忘年会からの夜勤前サ活、さすがです…!朝のあの時間帯、女湯は静寂、男湯はなぜか元気、あるあるですね。
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