茨城のサウナー

2025.09.20

1回目の訪問

岐阜県山県市の山奥。
細い道をひたすら車で進み、大垣からおよそ1時間。ようやくたどり着いたのは、雨に煙る森の中に浮かぶ光の点――神崎サンガサウナだった。

受付を済ませると、感じのいいスタッフが笑顔で案内してくれる。その時点で、すでに都会の喧騒からは切り離されていた。小屋サウナは予約でいっぱい。選んだのはパブリックのコンテナサウナだった。

扉を開けると、ほんのり木の香り。温度計は80度を指していて、最初は「ぬるいかもしれない」と思った。だがセルフロウリュをひとたび行えば一変。蒸気が一気に立ちのぼる。時計はない。自分の鼓動と呼吸だけを頼りに、およそ12分。汗は滝のように流れ落ち、身体が内側から溶け出していく感覚。

扉を押し開けた瞬間、外気が全身を包む。足を運んだのは、ライトに照らされて神秘的に光る水風呂。身体を沈めた瞬間、心臓が大きく跳ね、全身を走る冷たさに意識が冴える。まるで水そのものに抱かれているような安心感が押し寄せる。

外気浴スペースには、インフィニティチェアや椅子が20脚ほど並ぶ。雨が降っていたこの日、パラソルの下に身を沈めると、雨音が頭上でリズムを刻む。人工のBGMなど要らない。雨と森と川の音だけで、心は自然と深呼吸を始める。

2セット目は再びコンテナサウナへ。熱を浴びたあと、今度は管理人トオルちゃんが作ったという川の水風呂へ向かう。50メートルの階段を下りると、川の流れをせき止めて作られた天然の水場が広がっていた。足を踏み入れた瞬間、足先から全身へと一気に駆け上がる冷たさ――これこそが自然の恵みの水風呂。息が詰まるような冷却感と同時に、心がどこまでも解き放たれていく。

その後も「コンテナサウナ → 神秘的な水風呂 → 整う → コンテナサウナ → 川の水風呂 → 整う」。この流れを6セット。雨に打たれながら、ととのい椅子でただ空を見上げる時間は、都会では絶対に得られない贅沢だった。気づけば21時。心地よい疲労感と、深い満足感に包まれていた。

料金について

気になるのは値段だろう。
パブリックスペースのコンテナサウナは、2,000円で時間無制限。
さらに小屋サウナを予約しても、追加2,000円(3時間)で合計4,000円。

これほどの自然と非日常の体験が、この価格で味わえるのは破格と言っていい。都市型サウナの利用料を思えば、その価値は計り知れない。

余韻と次への楽しみ

この日は雨の夕方ということもあり、他のサウナーは10人ほど。しかし土日の昼間は、駐車場が埋まるほどの賑わいになるという。それも頷ける完成度だった。

茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真
茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真
茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真
茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真
茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真
茨城のサウナーさんのKanzaki Sanga Saunaのサ活写真

コッテリラーメン炒飯餃子

泣くほど美味く感じた

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

共用

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 20℃,15℃
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