奥屈斜路温泉ランプの宿森つべつ
ホテル・旅館 - 北海道 網走郡津別町
ホテル・旅館 - 北海道 網走郡津別町
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【森から続く、蒸気のサウナ】
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10時30分開館。
30分ほど早く着いてしまった。
車を降りると、思わず深呼吸したくなる空気が流れている。
涼しいだけではない。
どこか湿り気を含んだやわらかな空気だった。
まだ時間もある。
施設の目の前に広がるノンノの森を歩いてみることにした。
♢
森へ入ると、小川のせせらぎが聞こえてくる。
水は森の奥から現れ、木々の間を縫うように流れていた。
足元には大きく葉を広げた草木。
その間を流れる水のそばで、クリンソウの鮮やかなピンクが木漏れ日の中に浮かんでいる。
鳥の声、葉擦れの音、小川のせせらぎ。
それぞれが重なりながら、ひとつの層になって響いている。
歩いているうちに、自分も風景の中へ溶けていくような感覚になる。
肌に触れる空気はやわらかい。
気付けば、しばらくその場に立ち止まっていた。
♢
名残惜しさを感じながら森を後にする。
館内へ入り、浴室で身を清める。
まだ肌には、森で感じたやわらかな空気の感触が残っていた。
♢
まず温泉へ。
とろみのある湯が皮膚を包み、すぐになじんでいく。
続いて水通し。
17℃の水が、体温を静かに落ち着かせていく。
♢
足取りも軽く瞑想サウナへ。
仄暗い室内。
間接照明がストーブだけをやわらかく照らしている。
空気が肌に薄く張りつく。
ハルビア製ストーブへ水を注ぎロウリュ。
続けてヒバの一枚板へウォーリュ。
蒸気が立ち上がり、熱がゆっくり満ちていく。
その中で、吊るされたヴィヒタへ霧吹きをかける。
葉がわずかに揺れ、香りが広がる。
青葉、樹皮、湿った木の気配。
肌に玉汗が浮かび、熱圧と香りに満たされたところでサウナ室を出る。
♢
水風呂は津別の湧水。
柔らかな水に身を沈めると、火照りが静かにほどけていく。
♢
ひと呼吸置いて、外気浴へ。
気温20℃、快晴。
アディロンダックチェアに身を預ける。
冷涼な風が通り抜け、その中にわずかな湿り気が混じっている。
風に触れた瞬間、感覚だけが少し深いところへ落ちていく。
森の小川。
温泉。
蒸気。
風。
ひとつの質感として残っている。
気付けば湿度は、形を変えながら続いていた。
川となり、湯となり、水となり、蒸気となり、風へ。
♢
森で触れていたものは、まだそこに残っている。
風が通るたびに、その湿り気だけがふと立ち上がる。
♢
湯から上がり、ウォーターサーバーの水を口に含む。
その一滴に、森の気配がまだ残っていた。
お気に入り登録ありがとうございます よろしくお願いします
今後ともよろしくお願いします♪
お気に入りありがとうございます😊 これからもヨロシクお付き合い下さい⤴️
投稿、楽しく拝見させていただきました♪ 今後ともよろしくお願いします。
お気に入り🤩おーきに 自分もその場にいるような感じにさせてくれる、ステキな手記ですね👍 それに引きかえ、中身のないインスタント投稿で、お恥ずかしい限りです💦 どうぞよろしくお願いします
ありがとうございます😊 名古屋には以前ご縁があり、懐かしい気持ちで拝見していました。サウナモンキー名古屋やナゴヤサウナ…名古屋も魅力的なサウナが沢山出来てますね♪羨ましい!
ノンノの森🌳ステキです〜💕
ノンノの森の空気、感じてもらえて嬉しいです🌲
空気めちゃくちゃ感じる事ができました〜 森のあまりの綺麗さに感動🥹🌳しました。 写真ありがとうございます〜💓
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