麻布黒美水温泉 竹の湯
銭湯 - 東京都 港区
【冷泉黒美水がつむぐ、黒き湯の静謐】
大正に生まれた竹の湯は昭和の空襲で一度姿を失い、初代の尽力で昭和25年頃に再び湯気を取り戻す
昭和36年には地下152mから黒湯を掘り当て、平成には正式な温泉認可を得て麻布黒美水温泉と命名される
湧き続ける静かな歴史が、この湯の奥に息づいていた
それにしても創業112年って、すんごいですね😳
何も知らずに行く偶然の楽しさも、前から行きたかった場所だからこそ生まれる感情移入も、どちらも初訪問の醍醐味だと思う😊
そんな竹の湯へシゴオワの21時過ぎ、広尾の優雅な街並みを歩きながら向かう夜道ある🚶
レストランの灯りが静まり、グラスの音が遠くでほどけ、麻布の空気がゆっくりと身体に馴染んでいくようで、思わず足取りも柔らかくなる
裏路地を抜けると黄色に黒の文字インパクト大のネオン看板が目に飛び込む
受付では初めてですかと声をかけられ、カードキーの使い方まで丁寧に教えてくれる☺️
浴場はコンパクトで、タイル画には帆を広げる日本丸が描かれ、ステンドグラスの柔らかな光が揺れ、昭和レトロと清潔な明るさが混ざり合う落ち着いた空間が広がる
主役の黒美水は太古の植物や泥が溶け込んだ黒褐色澄明の湯で、泥のように濁らず光を通す黒い透明が美しく、肌に触れるととろりと柔らかい🤤
浴槽は41℃と43℃
黒湯の柔らかい熱と背中のジェットが絶妙で、しごおわの疲れをそっとほどいていく
10センチほどの段差に腰を掛けると湯に抱かれるような幸福感が広がり思わず長湯してしまう🫠
⬜︎サウナ
サウナは二段の遠赤で熱と湿度のバランスが良く、ラジオが静かに流れるサ室
昭和の深夜放送のように落ち着いた時間が流れ、麻布にいることを忘れてしまうほど心地よい
4セット中2回はソロで静かな集中の時間になった🧘🏽
外にはサウナハットを掛けられる棚もあり、細かな心遣いにまた安心する☺️
⬜︎水風呂
源泉17℃という冷泉は希少で、この冷たさをそのままいかした15℃の黒湯水風呂はバイブラの刺激も加わり体感はさらに低く、底の段差に腰をかけると足先から一気にキンと締まり、身体が覚醒するような気持ちよさがある🚰
"寒の地獄"以来の冷泉にテンション上がる✨
⬜︎ととのいスペース
そんなものは当然ない😅
カランにある壁に背中と頭を預けたり段差へ足を置きひたむけば、立派な休憩所
限られた空間でととのいスペースとは、自ら探すもの🔍
最後は熱湯にしっかり浸かり、黒湯の余韻をまとって水風呂へ温冷交代浴
この黒湯の泉質が素晴らしすぎる✨
黒湯の深みと17℃の源泉の静謐、そして麻布の夜風、そのすべてがシゴオワの心と身体をそっと包み込む特別な夜となった😇
またシゴオワにリピします🙏
男
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98℃
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15℃
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