健康浴泉
銭湯 - 東京都 中野区
銭湯 - 東京都 中野区
初訪問。
店名や各所に掲載されている写真の店舗の小ささに若干ビビりつつ行ってみた。
写真の通りリノベ銭湯らしい小綺麗さだが、写真の通り正面の幅はおおよそ銭湯とは思えない――と、思ったら縦長な銭湯だった。
普段見かける銭湯よりも多少狭くはあるのが、上手い事配置されており三つの湯船と水風呂があった。
しかも水風呂もちゃんと幅をとっており、更に水深もしっかりとあるのが素晴らしい。
銭湯にありがちな休憩場所ない問題も心配不要で、浴室内に休憩用の椅子があったり二階に外気浴スペースがある。
決して空間に余裕がある場所ではないが、それでも120%を尽くした配慮に感心してしまう。
サウナの方は、最近よく出会う石壁半分木半分な壁で出来ている108度の赤外線サウナ。
ドライという事だが換気の具合かそれなりに湿度があり、温度の割に耐えやすい雰囲気だった。
木材の香りなのか塗布されている薬剤の香りなのか、独特な香気が漂っているのもまた個性。個人的にはわりと好き。
水風呂は前述の通りの深さがあり、加えてバイブラも強めでわりと冷たく感じる。ぬる過ぎないお陰で心拍数もちゃんと下がるのが良い。
身体を拭いて脱衣所の奥にあるザ・昭和な急階段を登ると外気浴……という名目の外気が入ってくる一室がある。横になれる畳一枚と、休憩用のプラ椅子が三つ。
癒しの演出か、自然や花畑をモチーフとした絵画がサイズを問わず置いてあり、若干謎の空間になってるのはご愛顧。
しかしながら階段から2階はリノベされておらず、その雰囲気と多少ゴチャついた絵画たちのシナジーが凄い。くわえて年季の入った木製の壁や小学校で見たような天井の石膏ボード、外から入ってくる熱気とそれを攪拌する扇風機の風を一心に浴びると、それはもうかつての夏休みを思わせる。
この外気浴でぬるっとした風を浴びていると、何も考えずにただ夏を過ごしていた小学生に還ってしまう。もはや整うとかはどうでも良くて、リラックスはしているけど、なんだか懐かしい気持ち。
とはいっても銭湯系のサウナ施設としては綺麗でかなり気合いが入っている部類だとは思うが、この外気浴スペースの独特の魅力は、サウナの良さ云々とはかけ離れた形の良さがあると思う。
気持ちよくなる事に特化した最新のサウナ施設とは違う、新旧一体の銭湯の良さを見せつけてくれる店舗だった。行って良かったと思う。
男
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