都湯-島原-
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
「島原名水」の看板。
その柔らかな光を見た瞬間、
心はととのい始める。
サウナは117℃。
カラッと乾いたドライサウナで、
熱が肌を刺すように入ってくるが、
不思議と苦しさはない。
じわじわと身体の芯を炙り出すような潔い熱さ。
座面は低めで、天井との距離が近く、
熱がダイレクトに降りてくる。
入り口がやや小さめなので、
うっかり肩をぶつけて火傷しないように注意が必要。
二種類の水風呂がある。
天然地下水掛け流しのキンキンに冷えた水風呂。
温度は体感で15〜16℃ほど。
肌に触れた瞬間、シャキッと目が覚めるような冷たさ。
水質がとにかく柔らかく、包み込まれるような感覚。
火照った身体を一気に締めてくれる。
そして、もうひとつの水風呂がクセになる。
ゴボゴボと泡立つ、少しぬるめのラジウム泉水風呂。
こちらは体感で20℃前後。
先ほどの冷水で締めたあとに入ると、
まるで羽毛布団にくるまれたような安心感がある。
泡の刺激が心地よく、身体の表面を優しく撫でてくれる。
冷水で覚醒し、ラジウム泉で沈静する。
この二段構えの水風呂ルーティンが、都湯の真骨頂。
設置されたととのい椅子に身を委ねる。
大きな施設ではないが、この小ささがいい。
無駄なものが一切なく、必要なものだけが丁寧に、
静かにそこにある。
117℃の熱と、二種の水風呂と椅子。
それだけで、十分。
男
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