だいこちゃん

2025.11.08

1回目の訪問

【ラビスタ巡り 5/9】
紅葉がちょうど見頃を迎えた草津温泉。山並みの向こうに湯けむりが立ちのぼり、その上にどっしりと構えるのが「ラビスタ草津ヒルズ」。まるで草津の街を見守る展望台のように、高台に立つその姿は堂々としている。

館内に入ると、一瞬で異国へワープしたような感覚に包まれる。ロビーから見える景色と、館内の吹き抜けを最上階から流れる滝の水。木の香りとクラシカルなインテリアが絶妙に混ざり合っている。どこかヨーロッパの山岳リゾートのような雰囲気。チェックインを済ませ、まずは貸切露天風呂へ向かう。

ラビスタ草津ヒルズには4つの貸切湯があり、今回は「森の湯(壺風呂)」と「山の湯(檜風呂)」をハシゴすることにした。森の湯は陶器製の壺風呂で、深めの湯船に体を沈めると、正面には草津の色づいた山々が。次に訪れた山の湯は檜風呂。木の香りがふわりと立ちのぼり、湯の熱と混ざって心まで温まる。

そして、いよいよ本命のサウナへ。大浴場には内湯の湯船、2つの樽風呂、打たせ湯、露天風呂、そしてサウナと水風呂が完備されている。早々に湯通しを済ませ、サウナ室の扉を開けると、木の香りがふわり。温度計を見ると90℃を少し超えている。共立リゾートのサウナ品質、やはり間違いない。座った瞬間、熱気がじわじわと攻めてくる。草津の火山活動とリンクしていたりするのだろうか(笑)。静かな空間で汗が流れ始めると、頭の中までクリアになっていく。

限界を感じて扉を開けると、すぐ横に水風呂。これがまた嬉しい近さだ。体を沈めると冷たさが一瞬で全身を包み込む。おそらく15℃くらい。思わず声が出るが、すぐに快感へと変わる。外気浴スペースに出ると、草津の山風が頬を撫でる。椅子がもう少し良ければ完璧だ。アディロンダックチェアを3脚くらい置いてくれたら、ととのいやすさも増えると思う。とはいえ、草津の冷たい空気とラビスタらしい素晴らしい景色の組み合わせで十分に幸せだ。湯けむりが風に乗って漂う中、心も体も完全にリセットされる。

しっかり3セットこなして、サウナの神様とドーミーインコに感謝しつつラウンジへ。ここでは無料のビールやアイスが待っている。湯上がりのビールは、もはや別次元の飲み物。アイスもいつものドーミーインのアイスではなくちゃんとスクープしたバニラアイス。火照った体に染み渡る。

ラビスタ草津ヒルズのサウナは、風呂・サウナ・水風呂・外気浴が良いだけでなく、その後のラウンジでの無料サービスもとても素晴らしく、それらが一貫して最上のサウナ体験を創出してくれているのである。

0
0

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!