尖石温泉 縄文の湯
温浴施設 - 長野県 茅野市
温浴施設 - 長野県 茅野市
北八ヶ岳で一泊した帰りによりみち。
ありがたいことに山小屋にもシャワー&お風呂はあったけど、石鹸類禁止だったためしっかり体を洗えるのは2日ぶり。茅野市が運営する公衆浴場とあって、中はごくシンプルな作り。市民以外は600円。入り口に縄文土器。
朝10時ながら、浴室はちらほらと地元客で賑わっている。備え付けのリンスインシャンプーとボディソープ。最小限の荷物なので、もちろんお借りします。
温泉は透明だけどとろとろとした感じ。内湯は天井から放水されており、打たせ湯も味わえる。公衆浴場にしては意外な仕様だと思ったけど強めで結構気持ちいい。
実はサウナがあるとは期待せずに来た、棚ぼたサ活でした。水風呂、露天横にお風呂椅子があるのを確認しレツゴー!
10人は入れそうなサイズ感と90℃越えの予想外の充実度。板もきれいで割と最近できたのだろう。
「いつも何度でも」のアレンジのような(ではない)ピアノBGMとともに、北八ヶ岳の苔や石の風景を思い出す。
貸切状態でゆっくり入りたいものの今日は集団行動なので巻きの6分!汗は十分かいている、でもまだ体の芯まで温まりきっていない。そんな時の必殺技(?)熱風深呼吸。水風呂も体感ぬるめではあるものの、余裕の温度。いける!
露天の椅子を庭のある方向に向け、ひと休み。この心臓の動きがおさまったら出よう。
向こう側に入道雲。自然っていいなぁ。たまに来る風がクーラーみたいに気持ちいい。自然のクーラー…というか、風ってそもそも自然のもの。まだ鼓動はわずかに聞こえるが、最後にめいっぱいマイナスイオンを吸い込んで立ち上がる。露天横の埴輪と目が合う。
露天風呂に1人取り残されて、最後に空を見ながらのびのびと大地のエネルギーで湧いて出た温泉を味わう。遠くまで来て、忘れていたいろんなもののありがたさを噛み締めた。
女
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