ライオンサウナ新橋 (レンブラントキャビン&スパ新橋内)
カプセルホテル - 東京都 港区
カプセルホテル - 東京都 港区
東京出張初日。
これから半年通い詰めることになるこの地で、最初のサウナ拠点に選んだのは、サラリーマンの聖地・新橋にあるライオンサウナ新橋。
看板に灯る「漢」の一文字に背中を押され、無機質な都会の入館ゲートを通り抜ける。
あてがわれたカプセル空間は、まるで男の理想を詰め込んだ巣穴のようだ。この狭隘さが、大人になりきれない私の童心を擽る。
浴場はサウナ特化のストイックな空間。
全裸の男達が薄暗い階段を行き交う光景は、滑稽でありながらも、目的地へ向かう最短の導線として、妙に完成された機能美を放っている。都会にありがちな雑居ビルを魔改造し、サウナーの夢を力技で具現化したような施設には、いつ見ても畏敬の念を抱く。
ライオンのように荒々しい「獅サウナ」で己を磨き、静寂の「メディケーションサウナ」で己を凝視する。
この贅沢な2段構えのサウナ後に待っているのは青く妖艶に輝くグルシン6℃の水風呂。
意を決して沈むも、5秒で限界。声にならぬ悲鳴とともに隣の16℃へ逃げ込むと驚いた。まるでぬるま湯のように優しく体を受け入れてくれる。
まさに人体の神秘。冷水耐性がカンストしたかのような、全能感に近い錯覚。狂気の温冷交代浴。
その感覚冷めやぬまま休憩スペースへ。
天井で回る扇風機の風さえも、都会のメカニカルな呼吸となって私の肌を撫でる。東京の企業戦士の仲間入りを果たしたかのような達成感。
東京出張初日に胸の内に目覚めかけた仕事の獅子は、サウナの獅子となり、ただただ猫のように快楽を貪るのだった。
【余談】
特典の漢ライオンTシャツ、まだパジャマで使ってます。サウナハットまで貰っちゃってライオンさん太っ腹過、好き(媚び)
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