川沿湯
銭湯 - 北海道 札幌市
銭湯 - 北海道 札幌市
大人になると
ってか、すでに「じいさん」の域なのだけれど
物事をややこしくしてしまいがちだ
厄介なのは、それに本人が気付いていないということで
オイラもそういう傾向が強い
たとえば、自分で拵える「カレーライス」
最初は「カレールウ」のパッケージ裏の
「美味しい召し上がり方」通りにしか作れなかったのに
いつからか「隠し味」に凝り始めた
インスタントコーヒーを加える事から始まり
すりおろしたリンゴを入れてみたり
牛乳でまろやかさを出し、仕上げにクミンを振って
「オレ、北インド寄りなんだわ」とかなる
材料にも凝りだして
300gで1,800円の牛肉をレジに持って行ったりする
こうなると止まらないんだね
ルウを卒業して
たまねぎ、生姜、にんにく、トマトとスパイスでインド系カレーに手を出し
気がつけばキッチンの引き出しはホールスパイスでパンパン
カレーの旅はインドを飛び出してパキスタンを経て
タイのグリーンカレーへと続く
またまた気が付けばネットで「カレーリーフ(冷凍)」をポチっている
この辺りで「何やってんだろ、俺」ってなる
先週土曜日、札幌市内のキャンプ場
だれも居ない林のなかで
スーパーで買った「ザ・普通のカレールウ」と
にんじん、じゃがいも、たまねぎ、豚こまで
書いてある通りの作り方で何のひねりも無く作ったカレーを食べた
目が覚めるほど旨かった
泣きそうになった
そういう感じだったんだ、カレーの後に行った川沿湯(初)が
普通で小さいけれどキレイなサウナはちゃんと熱い
露天風呂も音楽も無いけど水風呂の水質はバーモント
番台のおばちゃんは女湯の常連さんとのおしゃべりが尽きない
みんなが書いているようにジェット湯は確実に眠れる「眠剤の湯」だ
普通過ぎるのだけど、飛び切り心に沁みた
KingOf「こんなんでいいんだ」
それが「川沿湯」
ずーっと何十年後も残っていってほしい
駐車場問題がいろいろ大変みたいだけど
こういう場所は人を「まっすぐな状態」に戻してくれる気がするもの
翌朝、テントを片付けていると何十年振りに「かたつむり」を見た とても大きい!
子どもの頃、雨上がりにいくらでもいた「でんでんむし」
今でも居たんだ ちゃんと
車に潰されないように草むらに移動させてあげた
また逢おう!でんでんむしと川沿湯
※暑い日が続いておりますので「下ネタ」は自粛いたしました
「どうしても」というお客様には別皿でご提供いたします(有償・氷1袋付き)
ワタスん家の冷凍庫の隅っこにはポチった「カレーリーフ(冷凍)」が今も眠ってます。届くまでの間にカレー熱が冷めた為です。可哀想なカレーリーフと可愛いオイラです。
その凍ったかわいそうなカレーリーフを解凍して可愛いカレー作ってください…ラモスさん……
真吾さん コメントありがとうございます。再訪されるとその時の気持ちが鮮やかに甦ること間違いなしです😑
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら