ヒャダ

2025.05.26

308回目の訪問

週の始まり、月曜日。
朝から仕事に追われ、気づけば夕方。疲れはそこまで溜まっていない筈なのに、心のどこかにモヤがかかっていた。そんな自分を引きずるように、私はオユギワ浜松へ向かった。

駐車場に着くと、もう陽は落ちかけていて、看板の灯りが一つ、また一つとともり始めていた。

浴室前には本日の熱波師の看板。
そうだ、今日は“茶畑の熱波師”こと宇津山さんのアウフグースがある日だ。
この施設の常連でありながら、その日に当たらずご無沙汰になっていた。

身体を洗い、まずは湯に浸かって一息。
温かい湯に包まれると、さっきまで絡まっていた思考が、少しずつ緩んでいくのがわかる。
そしていよいよ、アウフグースの時間が近づく。
サウナ室へ向かうと、すでに人が集まり始めていた。
常連らしい人たちが、静かな興奮を漂わせながら、席に腰を落ち着けていく。

やがて、宇津山さんが登場する。
柔らかな口調と穏やかな佇まい。しかし一たびアウフグースが始まると、その所作は美しく、そして力強い。
手にしたラドルでサウナストーンに注がれたのは、新茶のロウリュ。
ジュワッと立ち上る蒸気とともに、爽やかな香りが一気に広がる。
まるで、茶畑の中にぽつんと立っているかのような錯覚に包まれる。

その香りに続くのは、熱波だ。
タオルを一閃させるたび、熱が波のように押し寄せる。
最初は心地よい程度だった熱が、徐々に鋭さを増してくる。
風が肌を打ち、額を流れる汗が止まらない。
それでも不思議と、苦しさはなかった。その熱のなかに、ただ身を置いていたかった。

じんわりと滲んでいた汗が、やがて全身を伝う奔流となる。
汗とともに、仕事の疲れやモヤモヤ、頭の中の雑念が、スルスルと流れ落ちていく。
アウフグースという儀式のなかで、自分の中のいらないものが、一つひとつ剥がれていくようだった。

限界が来た所で、水風呂へ。
火照った身体を冷たい水が包み込む。肌がピリリとするほどの冷たさ。
しかし、それがたまらなく気持ちいい。全身の細胞が目を覚ましたような感覚に襲われる。

そのまま休憩椅子へ。
夜風がやさしく吹き抜ける内気浴。
椅子に身を預け、何も考えず、何も抱えず、ただそこにある時間と空気を感じる。

「ああ、ととのった」
そう思った瞬間、胸の奥にあった何かが、ふっと軽くなった気がした。

週の始まり。忙しく、少し憂鬱だった月曜日。
だけど今の自分にはもう、その影はない。
爽やかな茶の香りと熱風に吹かれ、汗をかき、水に浸かり、風を浴びた。
たったそれだけで、心がこんなにも変わるなんて。

宇津山さんのアウフグース。
また受けたくなる。いや、また受けに来よう。
そう決めて、私は帰路についた。

以上

ヒャダさんのOYUGIWA浜松市野のサ活写真
ヒャダさんのOYUGIWA浜松市野のサ活写真

岐阜タンメン 浜松店

岐阜タンメン

サウナ上がりのこれ。体が欲する、あの味。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 17.1℃
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