毎日サウナ東京 幕張店
温浴施設 - 千葉県 千葉市
温浴施設 - 千葉県 千葉市
【ととのい値:90点】
木更津から幕張へ向かう朝の道は、まだ少し眠そうだった。
でも僕の頭の中だけは遠足前の小学生みたいに騒がしい。5月8日、グランドオープン当日の朝。
9時開店なのに10分前にはすでに20人ほど並んでいた。みんな静かに立っているのに、「今日は何かが始まるぞ」という妙な熱気だけが空中を漂っている。まるで新しい遊園地のゲート前みたいだった。
今回訪れたのは 毎日サウナ東京 幕張店 。
「サウナ東京」と「毎日サウナ」のDNAを融合させた施設らしい。つまり、ロックバンド同士が突然合体して、なぜか名曲しか演奏しなくなったみたいな話である。
並んでいると店長さんが外へ出てきて説明を始めた。
その姿がなんだか文化祭初日の実行委員長みたいで良かった。大人になると、誰かが本気で作った場所に触れるだけで少し嬉しくなる。
一階は洗い場とお風呂。
炭酸泉が広い。しかも中央に木が生えている。
風呂の真ん中に木。冷静に考えると少し変だ。でもサウナ施設では「木がある」というだけで人類は安心する。たぶん遺伝子レベルの話だ。
シャワーヘッドも妙に良い。
「あ、この施設、お金をかける場所をわかってるな」と一瞬で理解した。
そして二階。
ここからが本番だった。
薪サウナはかなり熱い。でも熱いだけじゃない。薪特有の柔らかさがある。まるで「厳しいけれど根は優しい体育教師」みたいな熱だ。
アウフグースはほぼ1時間ごとに開催。結局3回受けた。受けすぎである。でも受けてしまう。熱波師がタオルを振るたびに、館内の空気が巨大な生き物みたいに動く。
5種類のサウナはそれぞれ性格が違う。
静かなやつ、蒸気が暴れるやつ、薬草の香りで頭の中を江戸時代に連れていくやつ。
全部入る頃には、自分が何セット目なのか少しわからなくなっていた。
水風呂も3種類。温度差で遊べる。
冷たい、優しい、深い。
人間は水温が違うだけでこんなに幸せになれるのかと感心する。
休憩スペースも圧巻だった。
椅子の数が多い。多いのに足りなくなる未来まで想定している感じがする。
ドリンク飲み放題も購入。ポカリ、デトックスウォーター、麦茶。サウナ後の麦茶って、なぜあんなに「人生を許された味」がするんだろう。
近かったら毎日来たい。
いや、近くなくても来る人は多分いる。
それくらい完成度が高かった。
サウナというより、“整うための巨大基地”みたいな場所だった。
こんな施設を千葉に作ってくれて、本当にありがとうございます。
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