てばさき

2025.05.05

1回目の訪問

おそらく、このホテルにサウナ目的で来るサウナーはいないでしょう。きっと、ウェルカムベビー&ウェルカムキッズを目的に来た家族連れがサウナーだったというパターンが大半。私もその一人。結論から申し上げると、他の皆さんのサ活にもあるように、決してサウナが充実している訳ではないですが、ほぼ子連れ100%のホテルだからこその、非常にエモいサウナ体験ができます。

まず、浴場は

①家族と別行動で、1人でサウナに来たお父さん
②子どもと一緒に大浴場に来たお父さん

に大別されます。その構図がまず面白い。私は①の方。妻と子どもは女湯に行き別行動でした。1人でサ室に入ってくるお父さんと目が合うと、「寝かしつけ、終わりました?」そんな言葉が出てきそうになります。出しませんが。エモい。

そして、”サウナに初めて触れる子どもたち”のリアクションもエモい。サ室は広くはありませんが、6~7人は入れます。私がサ室奥2段目にいると、サウナに興味津々なちびっ子がサ室にかわるがわる入ってきます(なので、温度の影響受けづらい奥がオススメです)

「うわっ、あちぃ!」
「いつまで我慢すればいいの!?」
「もうちょっと座ってる!」
「座る位置で熱さ違う!」

…あぁ、サウナ初体験ってこんな感じなんだなってのを見守るのがエモい。それを見守ってるお父さんたちもエモい。意外とぬるくない水風呂でキマってると、ちびっ子が「なんでそんなに入れるの!?」って聞いてくるのもエモい。サウナに入ったからだよ~全身水風呂に入ると風邪ひくよ〜って答えてあげる。これはなかなか他のサウナ施設ではできない、新鮮な経験です。

子どもたちにとっては、お風呂は守らないといけないことがたくさんある空間。騒がない、走らない、長湯しない…でも、ふとサウナ室に目をやると、知らないおじさんが気持ちよさそうに自由に汗をかいている。なんだろう、楽しそう。そんな純粋な目線が、またエモいのです。漫画「ハンチョウ」の弘樹くん回、分かりますでしょうか?あの大槻班長のような”無頼”なオトナになれている気がするのです。

整いスペースは、内湯の左奥、内湯のヘリと洗い場のヘリが鋭角に交わってる箇所に腰掛けると、壁にもたれながらちびっ子の喧騒から少し離れられながらも、遠くのわちゃわちゃが心地よい塩梅になります。露天の岩にも座りましたが、お尻に跡つきます。それもまた一興。

部屋に戻ると娘が寝息をたてています。妻からは「こいつまたサウナ入ってきたな」という目線。これもまた一興。

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