神戸サウナ&スパ
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
カプセルホテル - 兵庫県 神戸市
聖地巡礼。
予約なしだったが奇跡のようにカプセルが一室だけ空いていた。
「宿泊します」と即答。
夕方からの流れは、
ハマーム → アカスリ → フィンランドサウナ → メインサウナ → フィンランドサウナ → 塩サウナ。
カプセルで一晩休んでから、朝食を挟んでの朝サウナは、
フィン → メイン → フィン → メイン → フィン。
一つ一つ、身体の芯までゆるんでいくのを感じた。
アカスリを受けた影響か、いつもより汗の量が明らかに多い。
メインサウナでは30分ごとにロウリュサービスがあり、熱と蒸気がしっかりと身体に届く。
フィンランドサウナは二段構成のやや薄暗い空間で、セルフロウリュが可能。
静かに流れるBGMと相まって、心を落ち着けるには理想的な環境だった。
サウナ室を出てすぐの場所にはヴィヒタが吊るされており、軽く自分の肩を叩く。
右手には水の入ったバケツが天井から吊るされており、紐を引けば勢いよく頭から水が落ちてくる。爽快そのもの。
そして、何より印象に残ったのが11.7℃の水風呂。
震災の日を記憶する意味を込めた温度とのこと。
その冷たさが、意識の奥にまで澄みわたるようで、深く整った。
外風呂はちょうど菖蒲湯の日。
束ねられた菖蒲が三十ほども湯に浮かび、香りも彩りも豊かで、季節の風情を楽しめた。
夕食は「サ飯セット」。
神戸どろソースの深みが効いたカレーに、唐揚げとミートボール、生中がつく。
満足度が高く、コストパフォーマンスも良い一品。
朝はバイキング形式。
前夜のカレーがとても美味しかったので、「もしかして寝かせたのだろうか」と思いながら、朝も一杯いただいた。
ひとつだけ、少々落ち着かない出来事があった。
お気に入りのサウナハットが、ハット掛けから忽然と消えていたのだ。少し動揺しながらスタッフに相談すると、すぐに一緒に探してくれた。二人で20分ほどかけて施設内を確認したところ、サウナ室から出てきた若者が、私のハットを手にしていた。スタッフが「お客様のものでしょうか」と声をかけると、
彼は「すみません…」と一言だけ残して、足早に去っていった。何とも腑に落ちない気配を残して。。
心に棘のようなものが刺さったが、丁寧に対応してくれたスタッフのおかげで救われた。
それに、サウナと水風呂の心地よさがすべてを上書きしてくれた。気づけば心もまた、静かに整っていた。
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