ゆ〜とぴあ仙台南
温浴施設 - 宮城県 仙台市
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第32話
「男の尊厳、補完計画」
朝起きて波情報を見る。
俺「終わった…」
先日の台風の影響で海は大荒れ。
湘南は楽しそう。
なのに仙台は絶望。
俺「なんでやねん!!!」
「この日のために働いてるんだぞ!!!」
朝からシンジ君より情緒不安定。
だが現実は変わらない。
そんな時に帰る場所はひとつ。
ホーム。
『ゆ〜とぴあ』
まずは身体を洗う。
そして最近恒例の水通し。
今日も容赦なく冷やす。
しっかり冷やす。
徹底的に冷やす。
男なら分かるあの領域まで。
俺「うわっ……」
🧠「対象確認」
🧠「ドリチンモード移行」
🧠「男性としての自信を一時停止します」
完全に補完された。
そしてサ室へ。
するとタイミング良くアウフグース開始。
今日の俺は違う。
最後まで完走すると決めていた。
【第1熱波】
俺「余裕です。」
まだ笑ってる。
【第2熱波】
俺「おっ…なかなか…」
余裕はある。
だが乳首が騒ぎ始める。
【第3熱波】
耳が熱い。
乳首も熱い。
背中も熱い。
全部熱い。
俺「乳首だけ先に帰りたい」
【第4熱波】
熱波師「ラストいきまーす!!」
ブォォォォォ!!!
俺「ぎゃあああああ!!」
ATフィールド崩壊。
汗なのか魂なのか分からない液体が全身から噴射。
俺「もう無理ぃぃぃ!!!」
だが耐えた。
完走。
男を見せた。
たぶん。
そしてご褒美。
水風呂へ。
ドボン。
・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
俺「はぁぁぁぁぁぁぁぁ」
脳みそLCL化。
さっきまでの苦しみ全部忘れた。
男って単純。
そして外気浴。
ここからが本番。
風が吹く。
身体が浮く。
濃いあまみ出現。
濃すぎる。
俺「これ人間の色か?」
レベル。
そして気付いた。
整っているんじゃない。
補完されている。
完全に。
その後は歯医者へ。
本日最終ミッション。
かわいい歯科衛生士さん登場。
俺「よろしくお願いします。」
キュイーーーン。
ガリガリガリ。
俺「はい……」
さっきまで熱波に耐えてた男が、
歯石には無力。
海にはフラれた。
サウナには愛された。
歯も整った。
今日は酒飲んで寝ます。
サービス、サービスゥ!!
男
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