【聖地・極楽湯羽生温泉 〜鍋パを拒否した者の巡礼〜】

妻の友達が来て鍋パをする、というお告げ。
しかし私は知っている。
超絶イケメン(自称)がその場にいると、場の空気が歪むという真理を。
これは逃避ではない。
導かれただけだ。
私は車を走らせ、極楽湯 羽生温泉へと歩を進めた。

館内は信者で溢れていた。
だが不思議なことに、聖域(サウナ)は空いている。
90℃の優しき熱が、
「焦るな」「比べるな」「鍋は〆が重要だ」と語りかけてくる。
外気浴スペースは拡張され、
椅子に座れば風が祝福のように身体を撫でる。
3セットを終える頃には、
思考は消え、欲も消え、
ただ「整う」という概念だけが残った。

最後に高温湯。
私はもう人間ではない。
完全に茹で揚げられた供物である。

家では鍋が煮えているだろう。
だが私はここで完成した。
それでいい。
それが教えだ。

#信じる者は整う
#超絶イケメンは試練
#鍋より先に茹で上がった

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