岡山 佳弘

2025.04.16

1回目の訪問

江戸時代から平成まで続いた老舗旅館をフルリノベーションした白井屋ホテルは建築と芸術と食、様々な才能が個性を放ちながらも溶け合う美しいホテルだ。それだけでも語り尽くせない素晴らしさがある。

肝心のサウナはフィンランドサウナ、薬草サウナ、ベッドルームサウナという3つのプライベートサウナがある。今回は1泊の宿泊の中で食事やアートツアーの合間にベッドルームサウナと薬草サウナの2つのサウナに入れた。

ベッドルームサウナはホテル外の小屋のなかにある。小屋に入ると冷やされた個室にかわいいベンチがあって、アロマウォーター、多めのふかふかのタオルがおいてあり、その向こうにはシャワー室がある。
サ室は薄暗い空間に木製のダブルベッドがある。カラカラにあっつい!TTNEの仕事である。よく見るとランプの位置や鏡台などの装飾がありまさにベッドルームである。扉の横にあるつまみで調光ができ、スマホをBluetooth接続すれば好みの音楽を流すことができる。
肝心のサウナは仕上がっているのでそのままベッドに寝転ぶと少し熱い。バスタオルを敷いて寝転んだ。サイドテーブルの上にある花瓶に水差しでアロマウォーターを注ぐとベッド裏に隠されたサウナストーンにロウリュされ室内はかなり熱くなる。
しっかり蒸されてレインシャワーを浴びてベンチでととのう。コンパクトでスマートな動線だ。小屋の外は共有部なのでさすがに出れないのでドアを少し開けて半外気浴してもいい。
薄暗い個室でリラックスできて寝てもいいし、ストレッチしてもいいとても落ち着く空間だった。室内は広くないので2名が限界だろう。
うっかり寝てしまって脱水症状にならないようにサ室のマットをしばらく踏まなければフロントにわかる仕組みになっている気配りも素晴らしかった。

薬草サウナは4人ほどでゆったり入れる空間だ。こちらは別棟にある。白くてキレイで広くい更衣室に椅子が4脚、その奥にシャワーブースがふたつ、その奥に薄暗い大理石でてきたサ室がある。スチームがときどき噴き出ていてとてもいい香りがする。大理石が温かく寝転ぶとカラダをゆっくり温めてくれて体調がよくなってきた気がする。
とくにシャワーは浴びずに身体を拭いて涼しい更衣室でまったりする。いつもの激しいサウナ体験とは違う健康的な気持ちよさである。

いづれのサウナもシャワーブースにはOSAJIのアメニティがあってこちらの香りがとてもいい。水分補給は群馬谷川のおいしい水が瓶詰めで冷やしてある置かれてある。とてもやわらかくておいしかった。
料金は5000円/ひとりで高く思えるが非日常な空間を味わうには払えなくない。
ベッドルームサウナのみ宿泊者しか利用できない。

岡山 佳弘さんのSHIROIYA HOTEL 白井屋ホテルのサ活写真

the RESTARANT片山シェフによるコース料理

群馬の食材を使用している。とてつもなく美味

サウナ飯 supported by のんあるサ飯
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