地図からサウナが探せる！

御船山楽園ホテルらかんの湯

ホテル・旅館 - 佐賀県武雄市 事前予約制

当然さん

2025.11.24

10回目の訪問

サウナ飯

武雄滞在最後の日。お別れの朝。浴室オープン即入場、昨晩に入りそびれたお風呂サウナを味わう。

真っ白のサウナ室では、みんなでいっこづつ持ち寄るキューゲルのリレーで保たれる湿度と香りに、時折ロウリュを挟んで篭もり降りる熱の帯をみんなでじわり。

男湯サウナが闇のらかんなら、女湯サウナはきっと光のらかんなのだ。ドームに篭もりながらも、じっと、隙間から差し込む光を、しっかり受け止めてる。見えないものを見ようとする努力。2日間、ここのサウナに入り倒した家人との対話でそんなことを議論した。ヒトの脳を通じて行われる対話は情報の輪廻を加速させる。

ハーバルミストサウナは裏切らない厚みのある熱を与えてくれる。寝サウナ上等、最高の寝覚めリターナー。

この施設の浴室は、2025年11月現在、女性利用側のみタオルバスタオル使い放題、男性利用側はタオルのみ使い放題の設定。男性泊まり客は、必要なら部屋のバスタオルを浴室に持っていくことになる。私は同室の女性家人に断って2枚持ちで。外気浴中に2枚遣いでおふとんみたいにかければ朝晩の1桁前半台の冷え込みにも十分耐えうるし、喫茶室でプリンやお茶やようかんなんかをたしなむ時にも、全裸でうろうろする皆さんと比べて、腰巻き&肩かけでスマートに立ち居振舞えることうけあい。私の格好だけ完全にニコーリフレの4階浴室前のいでたちだった。今治タオルのバスタオルは快適便利グッズだ。運営には、是非男性浴室もバスタオル放題、ないしは泊まり客にサウナポンチョあたりの貸し出し導入を希望したい。ちなみに2泊3日の滞在で、お食事処にはニコーリフレ館内着の正装でお邪魔しました。

おいしい朝ごはんをいただいてチェックアウトしたら、すぐ側の武雄神社にご参拝。摩訶不思議な夫婦檜(めおとひのき)に感嘆したり、御神木の樹齢3000年を重ねるという楠を仰ぎ見たり。しっかりと根を張り山の麓にそびえる大樹の向こう側に、この地に営みを続けるヒト族の何かを感じる。ため息。

武雄神社を出てすぐの裏山的なところにある「塚崎の大楠」にもご挨拶。こんなの生活圏にあったら普通に缶けりとかかくれんぼとか木登りとかしちゃうよね。こういうことの連続で気づいたら2000年とか、の世界なんだろうな。すごいぞ武雄。

2泊3日と、しばしながらお世話になりました。またしっかりじっくりおじゃましに来たいと思います、その際にはよろしくお願いします。

福岡空港までドライブしてレンタカー返すついでに「牧のうどん」にお初。肉ごぼううどんを中めんでいただく。肉を炊いたやつが馴染んだしっかり甘めのお出汁を存分に味わいました。今度はやわめんでいただきたいと思います。