ヒャダ

2026.04.18

81回目の訪問

朝から雲ひとつない快晴の土曜日。
こんな日は、予定そのものがもう少しだけ上機嫌に見える。まずは朝一番で散髪をしてもらい、伸びていた髪と一緒に、このところ頭の中にたまっていた細かな疲れまで切り落としてもらったような気分になった。
鏡の前で仕上がりを確認したときには、顔つきまでほんの少しだけ軽くなっていた気がする。人は髪を切るだけで、ここまで前向きになれるのだから単純でありがたい。

そのさっぱりした勢いのまま車を走らせて向かった先は、いつものようでいて、行くたびにちゃんと特別なグリニティイワタ。
到着して館内に入ると、落ち着いた空気にふっと肩の力が抜ける。土曜日とはいえ、午前の時間帯にはまだ慌ただしさが薄く、館内全体が静かな始まりのような表情をしていた。

本日の男湯はSora。
白を基調にした、丸みのあるやわらかな意匠が印象的な浴室である。黒く引き締まったDaichiとはまた違い、こちらは空間そのものがどこかやさしい。浴室に足を踏み入れた瞬間、今日は尖った気分になる日ではなく、素直にほ解けていく日なのだと、空間のほうから教えてくれるようだった。

身を清め、真っ黒なモール温泉にゆっくり身を沈める。見た目のインパクトは毎度なかなかのものなのに、浸かってみると実にやわらかい。この落差がたまらない。黒いのにやさしい。強そうなのに包容力がある。まるで見た目は強面なのに実は面倒見の良い先輩みたいな湯である。春の光が差し込むなかでその湯に包まれていると、散髪後のさっぱり感に、温泉のとろみが静かに重なっていった。

サウナ室もまた、この日の気分にぴたりとはまった。Soraらしい、湿度高めのしっとりした熱感。息苦しさよりも、じんわりと全身を包んでいくような熱で、無理なく汗がにじんでくる。乾いて削るような熱ではなく、潤いを残したまま芯まで温めてくれる感じが心地よい。散髪したての頭で蒸されていると、いつもより少しだけ風通しの良い人間になれた気さえしてくるから不思議である。

そのあとに待つ水風呂がまた良い。
しっかり冷たいのに、肌あたりがやわらかい。熱を受け取った体を乱暴に冷やすのではなく、きちんと受け止めて静かに整えてくれる。

そして外気浴。
春の陽気の下、椅子に体を預けて空を見上げれば、何かを頑張って考える必要なんてどこにもなかった。

髪は整い、湯でほどけ、熱と水で輪郭が整い、最後は春の風が仕上げをしてくれる。

ずいぶんと穏やかな土曜日である。
こういう日があるから、また明日、そして来週もなんとかやっていけるのだと思う。
贅沢とは遠出ではなく、こういう朝の積み重ねなのだろう。そう思う。

以上

ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真

RAMEN 驍 TAKERU(ラーメンタケル)

タケルラーメン

ニンニクの旨みが溶け込んだスープ。この背徳感。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 17℃
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