ヒャダ

2025.05.25

13回目の訪問

雨模様の日曜日。
窓の外では静かに雨が降り続き、アスファルトを打つその音が一定のリズムで耳に届く。目覚ましが鳴るより早く目が覚めたのは、たぶん心と身体が“整う場所”を求めていたからだ。

思い立って向かったのは、浜松市の隣、磐田市の温浴施設「ななつぼし」
訪れるのは久しぶり。朝7時前に着くと、すでに駐車場には多くの車が停まっていた。雨の中でも集う人々。朝風呂がこの地に根付いていることを感じさせる光景だった。

ななつぼしの朝風呂は、通常より少し料金が安い。それだけでも早起きした甲斐がある。受付を済ませ、浴室へと向かう。雨の日特有の静けさが、館内の空気にもじんわりと染み込んでいるようだった。

まずは炭酸泉へ。湯面には肉眼では捉えきれないほど細かい泡が漂い、肌に触れるとふわりと弾ける。ぬるめの湯が身体をじんわり包み込み、肩の力が抜けていく。しばらく目を閉じ、ゆっくりと呼吸を整えるだけで、疲れが薄れていった。

身体が温まったところで、次はドライサウナへ。扉を開けた瞬間、熱気が一気に押し寄せる。温度計は110℃超え。湿度は控えめで、まさにストロングな熱。ベンチに腰を下ろすと、額から首筋から滝のように汗が流れてくる。熱に包まれながら、内側から不要なものが押し出されていくようだった。

サウナを出て、水風呂へ向かう。
掛水をして一歩足を踏み入れると、体中がきゅっと締まる。キンと冷えた水が火照った身体に染みわたり、思考が一瞬止まる。地下水のような柔らかさはないが、そのぶんストレートな冷感が心地よい。肌を刺すような冷たさが、全身をリセットしてくれる。

そして露天の塩サウナへ。塩をたっぷりと全身にのせて座る。頭のてっぺんから足の先まで、じわじわと汗がにじみ、塩と混ざって流れていく。身体の奥にたまった澱のような疲れが、雨音とともに溶けていく気がした。

仕上げは露天の椅子で外気浴。
濡れても気にならない。むしろ肌を叩く雨粒が心地よい。空を仰げば一面の鈍い雲。その灰色が、かえって心を静めてくれる。喧騒も、日々の忙しさも、この瞬間にはどこか遠くにあるように思えた。

深く呼吸し、何も考えずにただ「今」に身を預ける。
思考が止まり、身体も完全に脱力している。ただの朝、ただの雨の日曜日なのに、不思議なほど心が澄んでいく。

「ととのう」とは、こういうことかもしれない。
何かを得るのではなく、余計なものを手放していく感覚。自分が自分に戻っていくような、静かな奇跡。

ななつぼし。久しぶりの訪問は、まさに必要なタイミングだった。また雨の日の朝に、ふと思い出して行きたくなる。そんな場所が、こんなにも近くにあること。それだけで、今日はいい日になる気がした。

以上

ヒャダさんの健康ゆ空間 磐田ななつぼしのサ活写真

ラーメン山岡家 浜松薬師店

朝ラーメン

朝に食べたいさっぱりラーメン

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 50℃,110℃
  • 水風呂温度 14.1℃
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2025.05.25 10:04
2
「ととのう」の考え方に激しく同意です! ただ気持ちいい、をととのうと思っている方も多いかもしれませんね。 そんな中で、余計なものを手放していく感覚…それが出来る施設は本当にありがたいですよね😊
2025.05.25 13:31
1
samtos♨️さんのコメントに返信

余計な雑念とかがすっと消えて、クリアになるような心地良さ。無になる感覚を求めて、今日もサウナに行くのかもしれないですね。
2025.05.25 10:34
1
自分が自分に戻っていく感覚。まさに、ととのう。素晴らしいです☺️
2025.05.25 13:31
1
やまやまさんのコメントに返信

自分の輪郭が見えるような気がする感覚というのか、頭の中の糸が解けるような心地良さですよね。
ログインするといいねや
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