GREENITY IWATA
ホテル・旅館 - 静岡県 磐田市
ホテル・旅館 - 静岡県 磐田市
お盆が過ぎても、夏はまだ降板する気がないらしい。
暦の上では「残暑」という言葉が踊っているけれど、体感的にはまだ「真夏の主役級」
朝の空気は湿気をたっぷり含んでいて、シャツを着る前からすでに「洗濯物コース」に片足を突っ込んでいる。そんな土曜日の朝、私はいつものようにグリニティイワタへと向かう。
毎週末のように通っているので、受付のスタッフにはもう顔を覚えられてしまったらしい。
「おはようございます」と声をかけられるたびに、「お前また来たのか」と心の吹き出しが見える気がして、妙にこそばゆい。
常連扱いはありがたいが、「週末=ここ」と条件反射で動く自分が少しおかしくもある。
本日の男湯はSora。白い曲線がやわらかく広がる浴室に入ると、まるで「休日なのに空いてる?」と時間を疑いたくなるほどの静けさ。
サウナ室に至っては、ほぼ貸切状態。
これが都会の人気施設なら「順番待ちサウナ」になっていて、椅子取りゲームが繰り広げられているに違いない。それを思えば、この余裕は宝物だ。
無音のサウナ室で、木の香りに包まれながらじわじわと汗をかく。誰もいないので「いま私がサウナ室の管理人です」と心の中で宣言してみる。
熱をしっかりまとったところで水風呂へ。
地下水の冷たさは、ただの水温ではない。自然のご機嫌がそのまま伝わってくるようで、体を一気にリセットしてくれる。17℃くらいの冷たさに「冷えすぎず、でも十分に爽快」という、ちょうどいい塩梅があるのだ。
外気浴の椅子に寝転がると、植栽が程よく日差しを遮ってくれる。風が吹けば「あ、地球まだ生きてるな」と確認できる瞬間。耳を澄ませば、鳥の声も車の音もなく、自分の鼓動だけがBGMになる。これが「週末リゾート」だと言っても、誰も信じてくれないだろうけど、本人にとっては立派なリゾート体験である。
最後にモール泉へ。黒い湯に体を沈めれば、まるで地球にやさしく抱きしめられているような気分になる。炭酸飲料のCMみたいに派手な爽快感はないけれど、じんわりと染みるこの心地よさは、週末の身体と心にとって一番のご褒美だ。
ふと考える。
これだけ静かな休日に慣れてしまったら、もうスーパー銭湯の賑やかさには戻れないんじゃないか。
人の多さに圧倒され、「あの椅子空かないかな」と目を光らせる自分が想像できない。むしろ、そんな場所に行ったら「あの頃は若かった」と回想しそうだ。
夏はまだ続く。だが、私にとっての避暑地は山や海ではなく、ここグリニティイワタ。
涼しさを求めているのに、なぜか熱の中へ自ら飛び込む。
それがサウナ好きの不思議な生態であり、私の週末の正解なのだ。
以上
男
コメントありがとうございます。 「週末リゾート信じます」と言っていただけてとても嬉しいです。 拙い文章ですが、少しでも元気や楽しさを感じていただけたなら何よりです! ラーメンの湯気ごと伝わったみたいで、書いていて良かったなと思いました。こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いいたします!
ありがとうございます! 是非是非、周りの方にも広めてください!
コメントありがとうございます! ぜひぜひ、サウナは避暑地、広めてください!よろしくお願いします!
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