ヒャダ

2025.11.01

59回目の訪問

三連休の初日。朝から冷たい風が吹いていた。空は明るいのに、どこか冬の匂いを含んでいて、季節が確かに動いたことを肌で感じる。
11月。秋と冬のあわい。その始まりの日に、私はいつものように車を走らせ、グリニティイワタへ向かった。エントランスを抜けると、クリスマスツリーが立っていた。昨日までハロウィンだったのに、もう世界は冬支度。少し早いイルミネーションの輝きに、胸の奥がふっと温かくなる。

本日の男湯はSora。白を基調にした、あの曲線のデザインの浴室。外の強風とは対照的に、館内は静かでやわらかい空気に満ちている。

湯船には黒いモール泉。琥珀色にも見える湯に足を入れた瞬間、冷えた足先からじんわりと血が巡りはじめる。肩まで沈み、目を閉じると、風の音が遠くに聞こえる。ああ、ようやく落ち着いた。仕事の忙しさや日々の喧騒が、湯の中で静かに溶けていくのがわかる。

サウナ室へ。無音。テレビも音楽もない空間に、ただ熱と湿度だけが支配する。湿度高めのやわらかな熱。最初はじっとり、次第に呼吸が熱に包まれていく。汗が一筋流れた頃には、心も整い始める。何も考えず、ただ「今」に身を置く感覚。自分の呼吸音がやけに大きく聞こえ、熱が鼓動と共鳴していく。そうして少しずつ、頭の中の雑音が消えていく。

水風呂。足を入れた瞬間、シャープな冷たさが脳天まで駆け抜ける。思わず息を吐く。だが、その痛みのような冷たさのすぐ後に、爽快感が訪れる。全身がリセットされていく感覚。体の芯まで温まっていた熱が、冷水により輪郭を取り戻すようだ。

そして露天へ。外は強めの風。冷たい空気が肌をなでる。ベンチに座って目を閉じると、風とともに木々の音、遠くの車の音、空を渡る雲の気配が聞こえる。自然と呼吸が深くなる。季節が変わる瞬間に立ち会っているような、そんな不思議な時間。冷えた頬に風が刺さるたびに、「生きている」ことを確かめる。

最後に露天風呂へ戻る。湯面が風で揺れ、きらめく。肩まで浸かると、再び体が緩む。冷たさと温かさ、その繰り返しの中で、心もまた静かに整っていく。
三連休の始まりにふさわしい、贅沢な時間。風が強い日も悪くない。むしろ、この風が、季節と心を動かしてくれる。グリニティの湯に包まれながら、冬の入り口で私は、少しだけ新しい自分になれた気がした。

以上

ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真
ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真
ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真
ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真

RAMEN 驍 TAKERU(ラーメンタケル)

タケルラーメン

ニンニクたっぷり。元気はつらつになるラーメン。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 17℃
0
1152

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!