GREENITY IWATA
ホテル・旅館 - 静岡県 磐田市
ホテル・旅館 - 静岡県 磐田市
連休最終日。
「あと一日あれば……」という未練を胸に、私は今日もグリニティイワタへ向かった。三連休の締めくくりにふさわしい場所は、やはりここしかない。本日の男湯はSora。白くて曲線的なデザインが特徴の、あの優雅な空間だ。
エントランスを抜けると、ロビーにはクリスマスツリー。つい先日までハロウィンの名残を見かけた気がするが、季節の移り変わりはいつも風呂上がりの汗の引きよりも早い。館内の香りはいつものアロマ。ここに来ると、鼻の奥が「ただいま」と言っているような気がする。
脱衣所で服を脱ぎながら、ふと「連休中にどれだけ湯に浸かっただろう」と考える。もはや湯と自分の境界が曖昧だ。鏡を見ると、若干ふやけた頬が「温泉成分、よく吸収しました」と語っている。
浴室の扉を開けると、白を基調としたSoraが迎えてくれる。天井のカーブが美しく、まるで雲の中にいるようだ。黒いモール泉が湯船に静かに満ち、湯気がふんわりと漂う。香りの良いシャンプーで全身を清め、湯に身を沈めると、全身の細胞が「やっぱりこの湯だ」と歓声を上げる。
サウナ室は相変わらずの無音。テレビもBGMもない。あるのは自分の鼓動と、頻繁に注がれるオートロウリュの音。湿度高めで、じわじわと熱が迫ってくる。汗が流れ始めると同時に、頭の中の「明日から仕事」という文字も蒸発していく。こんなに現実逃避がうまくいく場所、他にあるだろうか。
限界まで蒸されたあと、水風呂へ。地下水の透明な冷たさが、連休中のだらけきった精神に喝を入れる。17℃前後。冷たすぎて、思わず「すみませんでした」と謝りたくなるが、10秒後には「やっぱり最高です」と感謝に変わる。これが“グリ様”マジック。
露天エリアに出ると、冷たい風が頬を撫でた。空は澄み切った青。寝そべり椅子に身を委ねると、風と光とモール泉の残り香が混ざり合って、頭の中がふわりと無音になる。連休の終わりという現実が遠のき、「永遠にこの椅子の上で年を越したい」という不穏な願望が湧いてくる。
やがて体が落ち着き、再び湯へ戻る。湯面に映る天井の白い曲線が、まるで空を閉じ込めたように見える。そうだ、Soraとはよく言ったものだ。人は空を見上げて一息つくように、ここの湯に浸かって心を軽くしていくのだろう。
湯上がり、館内を歩くと肌がしっとり。アロマの香りがまた「おつかれさま」と囁いてくれる。連休の終わりを惜しみつつも、不思議と心は軽い。
結局、最終日も“よりみち”ならぬ“いつものみち”へ。私の休日は、やっぱりグリニティで締まるのが正解らしい。
以上
男
スカサズさんに教えて頂かなかったら出会えなかったお店です。祝日だからか、かなり混んでいました。皆んな蕎麦ではなくカツ丼を頼んでいましたね。 味も量も大満足でした!
現実逃避⭐️ 大好きな言葉です💫 おつかれさまでした🫡
トントゥありがとうございます! 明日から始まる現実への活力を養いました!
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