ヒャダ

2025.11.16

61回目の訪問

和合の湯で朝からしっかり温まり、身体の調子が「今日の私は絶好調です」と言い始めたころ。時計を見るとまだ正午前後。日曜日はまだ半分も残っている。ならば行くべき場所はひとつ――そう、グリニティイワタ。もはや“週末の恋人”と言っても差し支えないほどの存在だが、先週末は予定が合わず来られなかった。つまり今日は2週間ぶりの再会である。恋人との久々のデートと同じくらい、ハンドルを握る手がウキウキしていた。

駐車場に車を停め、エントランスに近づくと…来た、この香り。あの“グリニティ特有のアロマ”。なんだろう、森林なのか、お茶なのか、はたまたグリニティの匂いというジャンルがあるのか。とにかく、この香りが鼻に届いた瞬間、「あ、帰ってきた」と思ってしまうのだから不思議だ。たった2週間なのに懐かしさが込み上げるあたり、私はもう完全に“グリ様依存症”が進行しているようだ。

本日の男湯はDaichi。黒を基調とした直線的な世界が広がる浴室に入ると、そこにはそれなりの人数がいた。だが、皆驚くほど静か。会話ゼロ。これはもう風呂ではなく“静謐な大人の社交場”だ。社交場なのに誰も社交しない、という最高に都合のいい空間。気配だけで分かり合う大人たちのサロン。サウナに入っても同じで、皆ひたすら己と向き合っている。こちらも黙って座るだけで、「今日もお疲れ様です」と言われたような気になってしまう。

まずは身体を清めて、黒いモール泉へ。湯に浸かった瞬間、2週間分の「あぁ…」が漏れる。
湯は相変わらず柔らかく、肌に馴染む。ここに浸かると、人間の構造が一度ゼロに戻るような感覚がある。細胞ひとつひとつが「そうそう、この感じ!」と再起動しているのが分かる。

そしてお待ちかねのサウナへ。
音が無い。テレビも音楽も無い。聞こえるのは、自分の呼吸と、ストーブの低い唸りだけ。これがまたいい。まるで“自分の脳内会議”が始まる舞台装置のようだ。今日はその議長が私であり、議題は「どの順番で湯船に入るか」程度の極めて平和な内容である。

しっかり蒸されたら水風呂へ。ここも安定の“地下水のスッと冷える感じ”。足を入れると「おかえり」と言われているようで、全身を沈めると脳内でクラッカーが鳴る。外気浴では、柔らかな風が吹き抜け、目の前の空が広がる。椅子に座り、ただ空を見るだけで、なぜこんなにも満足できるのか。グリニティイワタは、もしかしたら人生の“無駄の美しさ”を教えてくれる学校なのかもしれない。

2週間ぶりの訪問は、まるで久々に会う友人との時間のように、じんわり胸が温かくなる。静かで、上品で、どこか凛としている。言葉はいらない。ただ居るだけで満足できる場所。
それが、グリニティイワタ。

以上

ヒャダさんのGREENITY IWATAのサ活写真

布橋みやひろ

チャーシューワンタンメン

小腹が空いた時に、食べられる。通し営業ありがたい。

サウナ飯 supported by のんあるサ飯

  • サウナ温度 80℃
  • 水風呂温度 17℃
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