GREENITY IWATA
ホテル・旅館 - 静岡県 磐田市
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三連休初日。
朝、玄関を開けた瞬間に鼻先をくすぐる、これぞ秋晴れの爽やかさ。気温は程よく、湿度は控えめ、空気は軽い。こんな日は人間をダメにする何かが空中に漂っているのではと思うほど、身体も心もふわっと緩む。
そして私の脳内では、いつもの決め台詞が再生される。
「よし、グリニティイワタへ行こう」
駐車場に着いた瞬間のあの“帰ってきた感”
玄関を抜けるとアロマの香りがふわりと漂い、「ただいま」と言いたくなる。今日の男湯はDaichi。黒と直線の浴室が、三連休の初日を迎えるにふさわしく凛としている。
身体を清め、湯船に肩まで浸かる。しゅわっとほどけていく筋肉たち。平日、仕事でぐずついた心が静かに沈んで溶けていく。湯はいつもと同じなのに、連休補正がかかるのか今日は一段と優しい。
サウナ室に入ると、湿度と熱のバランスが絶妙な“Daichiの本気”
ストーブの遠赤外線がこちらの気合いを試してくるようだ。だが私は負けない。なぜなら三連休初日、まだHP満タンだから。
じわじわ汗が流れ始め、皮膚が熱を抱えこむ。視界の端で常連さんたちが同じように無言で戦っている。その沈黙の連帯感が心地よい。
そして水風呂。
声が漏れそうになるほどのキレ。地下水の冷たさが、三連休の幕開けをビシッと叩く。体表から一気にシャキーンと整い、「あぁ、これこれ」と内心ガッツポーズ。そう、三連休に必要なのは休息と冷却だ。
外気浴に移ると、秋風がやさしく肌をなでる。空は高く澄んでいる。目を閉じれば、遠くの車の音も鳥の声も風の音も、全部がBGMのように混ざり合う。
「三連休、ありがとう」
一日目なのに、もう心のどこかで感謝している。
そしてここから“本日の真のクライマックス”
風呂上がり、身体の芯がふわふわと浮くような状態で向かったのは布橋のみやひろ。ここまでのセットでこそ、一日の完成度が高まる。
注文したのはチャーシューワンタンメン。
運ばれた瞬間、黄金色のスープの香りに脳内サウナストーブが再点火。ひと口すすれば豚ガラの深みが押し寄せ、「塩分補給」の名目が一瞬で正当化される。ワンタンはひらひら、チャーシューはほどけるようにジューシー。体内に染み渡り、水風呂の冷たさと対照的でまたよい。
気付けば箸が止まらない。
スープを飲み干しながら思う。「これは三連休のスタートとして完璧では?」と。
帰り道、車に乗り込んだ瞬間、ふっと身体が軽くなる。このままもう一周グリ様に戻ってもいいんじゃないかと思う程リセットされている。
秋晴れ、グリニティイワタ、Daichi、サウナ、水風呂、外気浴、みやひろの一杯。全部合わせて一つの物語。
三連休初日からこんなに仕上がってしまった。
以上
男
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