茨城のサウナー

2025.07.22

1回目の訪問

お風呂だけなら500円。

その言葉に惹かれて向かったのは、茨城県猿島郡にある寺久の湯。
都内では考えられないワンコインの入浴料金に、思わず財布の紐もゆるむ。

玄関をくぐると、ふわりと香る檜のにおい。
ここは「和風風呂」と「洋風風呂」が男女で日替わりになる仕組み。
今日はラッキーなことに、男湯が和風風呂の日だ。

狙いはもちろん、和風エリアに設置されたドライサウナ。
ちなみに洋風にはミストサウナがあるとのこと。
サウナーとしては、事前のチェックが大切だと再確認。

浴室に入り、まずは身体を丁寧に洗い、湯船でじんわりと芯まで温まる。
準備を整えて、いよいよお目当てのサウナへと足を運ぶ。

サウナ室の扉を開けると、そこにはこぢんまりとした5人掛けの空間が。
サ室の上部にあるアナログの温度計は90℃ちょいを示している。
ガツンと熱いわけではないが、湿度がほどよく効いていて、これはこれで心地よい。

タオルを敷いて腰を下ろし、12分針の完走を目指す。
静かに流れる浴室の音、木の香り、そして適度な湿気。
気づけば、じわじわと全身から汗が噴き出していた。

サウナを出て、次は待望の水風呂。
だが、目に飛び込んできたのは、**水温計の「27℃」**という数字。

「まさか……」と疑いながらも、そっと足を沈める。
ぬるい。
いや、これはもはや温水と表現すべきかもしれない。

覚悟していた冷却感は皆無。
これではアマミも出ようがない。
仕方なく、外気浴スペースへと向かう。

風が吹き抜けるベンチで、なんとか体温を落ち着かせる。
耳をすませば、遠くで蝉が鳴いている。
これはこれで、夏の風物詩として悪くはない——が、水風呂の温度だけが本当に惜しい。

高齢者への配慮なのだろう。
確かに年配の方が多く見られる施設で、キンキンの水風呂は不評かもしれない。
けれど、せめて20℃台前半まで落としてくれたら……。

500円という価格を考えれば、求めすぎなのかもしれない。
だが、それでも言いたい。

「水風呂、もうひと声頼む!」

そう願いつつ、汗が引ききらぬまま、浴室を後にした。

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