ゲッソーおじ@じゅんいち

2025.06.02

1回目の訪問

サウナのはじまりは福祉事業だった?


以前から気になっていたこちらの「からふろ」さまを訪ねてきました。こちらは法華寺の敷地内にあり、温浴施設ではなく「重要有形民俗文化財」なのです。とうぜん、入浴できません。

浴室と書いてからふろ、カラブロと呼ばれ、なんと日本のサウナの発祥と言われています。中にはかまどがあり、薬草を蒸して入る現在のスチームサウナのような施設です。近年に改修され、コロナ前までは毎年6月に実際に入浴できるイベントも行われていました!

サウナーとなったこんにち、サウナに入ると健康になるのか?という疑問は常に持っていて「自分が健康であること」こそ、その証拠だ!とか言いながらすごしているのですが、サウナと健康の関係について、このからふろの歴史を紐解くと、そのヒントが得られそうです。

からふろができたのは今から約1300年前、ときの光明皇后の時代です。

「当時の高貴な人や僧侶はサウナに入っていたのか!」と思われがちなのですが、実はこのからふろは庶民のために使われていました。これは異例のことだそうです。

光明皇后は社会福祉事業に力を入れておられたそうで、「我自ら千人の垢を去らん」と願われ、病気のある方にこのからふろを利用させたということです。

この家屋の隣には井戸があり、いつでも清らかな水を湛えていたとのことで、不衛生な環境に苦しむ当時の庶民はこのからふろで清潔になり、健康を取り戻していったそうです。

いま、私たちは衛生的に、健康であることが当たり前に過ごすことができています。サウナに入るから健康、ではなく「サウナ(お風呂)に入ることが当たり前」であることが健康の大前提であることをからふろの歴史は教えてくれました。

健康であること、それが当たり前のことであることに感謝する、そんな歴史探訪でした。

ゲッソーおじ@じゅんいちさんの法華寺浴室(からふろ)のサ活写真
ゲッソーおじ@じゅんいちさんの法華寺浴室(からふろ)のサ活写真
ゲッソーおじ@じゅんいちさんの法華寺浴室(からふろ)のサ活写真
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