まされん

2025.12.01

34回目の訪問

ととのい値:86%

月曜日の夕方、仕事の始まりの週にしては少しだけ肩の荷が軽いような気がして、僕はまたいつものようにサウナへ向かった。月曜の空気には妙な静けさがある。休日明けの人々がまだ世界に馴染んでいないせいかもしれないし、あるいは世界のほうが僕らに合わせて呼吸を浅くしているのかもしれない。

サウナ室に入ると、熱はいつも通りで、まるで僕の来訪をあらかじめ知っていたみたいに一定のリズムで身体に染み込んでくる。3セットする予定だったので、最初のセットはまるで「月曜日の身体」を現実世界から剥がす儀式みたいなものだった。

水風呂に入ると、冷たさが静かに全身を包む。ある瞬間、心臓がひとつ深く鼓動すると、世界の回転が半テンポだけ遅くなるような錯覚があった。サウナという小さな箱の中で時間は本当に伸び縮みしているのかもしれない。

外気浴へ出ると、夕方の風が月曜日のざらつきを丁寧に撫でていった。風はとても誠実だ。僕が何を考えていようと、どんなに週の始まりが重かろうと、ただ一定のやり方で吹いてくれる。こういう正直な存在に触れると、少しだけ肩の力が抜ける。

2セット目、3セット目と進むほどに、思考の粒子がゆっくり沈殿し、透明な水のように静まっていくのを感じた。“いつも通り”というのは実はとても贅沢なことで、その一定さが、揺れ動く現実に対する避難場所になる。

月曜日のサウナは、週の始まりをそっと整えてくれる不思議な装置だ。
今日も、変わらぬ熱と風と水に助けられた。

ありがとう。

まされんさんのかずさのお風呂屋さんのサ活写真
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