まされん

2026.03.04

44回目の訪問

【ととのい値:82】

3月4日、水曜日。午後6時を少し回ったころ。
木更津の空気はまだ冬の名残をしっかり握りしめていて、風は遠慮なく冷たかった。僕はいつものように車でふらりとやってきて、いつものように身体を洗い、いつものようにサウナへ入る。人間というのは、結局のところ「いつもの」を求めて生きているのだと思う。

この日は3セット。
サウナ室の中は、相変わらず落ち着いた熱さで、じわじわと身体を温めてくれる。派手な演出はない。でもそれがいい。静かな熱というのは、よく出来た小説のようなもので、読んでいるうちに気づけば深く入り込んでいる。

水風呂のあと外に出ると、風がはっきりと冷たい。
椅子に座って外気浴を試みる。最初の30秒は最高だ。1分経つと「これはちょっとした冒険かもしれない」と思う。3分を過ぎると、僕の身体は北極探検隊の新人隊員のような気持ちになる。そして5分を待たずして撤退することになる。冬の外気浴は、時に勇気が必要だ。

3セット終えたあと、露天風呂へ入った。
これが実に良かった。身体は温かいお湯に包まれているのに、顔には冷たい風が当たる。温と冷の境界線に自分の顔だけが置かれている感じだ。まるで身体は温泉旅行に行き、顔だけがシベリア出張に行っているような奇妙な状態。でも、それが妙に心地いい。

空を見上げると、夜の色がゆっくり濃くなっていた。
こういう時間を持てる場所が、自宅の近くにあるというのは本当にありがたい。木更津に住んでいてよかったな、と少しだけ真面目に思った。

今日も静かな整いをありがとうございました。
またふらりと立ち寄ります。

まされんさんのかずさのお風呂屋さんのサ活写真
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