ユートピア白玉温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
銭湯 - 大阪府 大阪市
ラーメン荘で腹を膨らませて通天閣で坂田三吉に思いを馳せた僕は四国ツーリング最後のサウナに向かった。
まず浴室の扉を開けると良い香りの湯気が体を包む。普通は入り口付近は少し寒かったりするけど、目の前に循環用の吸水口があるためか全く寒くない。清潔なお湯を炊いた香りで否応なくテン上げだ、思わずニンマリしてしまう。
カランに座る、シャワーを出すとしっかり熱い!頭皮の毛穴が一斉に開くようだ。「ひょおおお…!」と声が出る。カランのお湯は熱ければ熱いほうが良いと勝手に思っている私は銭湯過激派なのだろう。
湯船に浸かる、むろん熱い。湯質もかなり良い、水面の泡立ちが少なく肌に吸い付いてくるようだ。1分も入ってないのに下茹でどころか仕上げの状態に近い。サウナを利用しなくても速攻で水風呂に入れそうだ。
こういう銭湯が私は大好きなのだ。
#サウナ
入室するとどっしりした湿度と熱さがお出迎え。凶暴な獣が無数の鎖で繋がれているような、火力に余裕を感じられるストーブに感じる。まるで背後から炎で炙られているような感覚に昨日食べた鰹のタタキを思い出す。上段に座ったところ丁度ロウリュが始まって一気に体感温度が危険領域まで上昇する。腕と腹を見るとカツオのように真っ赤っかだ。なんとか終わるまで我慢してサウナ室から丁寧に飛び出した。
#水風呂
鰹のタタキは藁で炙った後に水で締めることで身が締まって絶妙な火入れになる。人間も同じで体から湯気が出るほどサウナで温まってから水風呂に沈むことで、体表に赤い斑点が出来る。これをサウナ界では「タタキ」と呼ぶらしい(嘘です)
そんなアホなことを考えながら水風呂に顎まで沈める。体にこもった熱が行き場をなくして頭皮の毛穴から一気に放散されていくのが分かる。水深が140cmもあるのである程度の巨漢でもしっかり体を冷やすことができる。なんて最高級の水風呂だろうか…水風呂から出たらトドメに再度頭を水で冷やして階段を登る。
天国に1番近いのは目の前の階段の先だ、意を決して一歩一歩踏み締めながら丁寧に昇っていく。
#外気浴
おじさんが2人寝ている、2人だけだと喧嘩しそうなので私も適当な椅子に水をかけて座る。しかし私が選んだ椅子は直射日光が当たる席だった。もう一席あった日陰の椅子は若いお兄さんが座るところだった。仕方がないのでタオルをアイマスクのようにして寝転がると、視界が真っ白に染まって何とも天国感があって素敵だ。ツーリング中にどうやら日本は初夏に突入したみたいで、日差しによって体が冷えることなく永遠に外気浴が出来そうな具合だ。
なんて素晴らしい日なのだろう、東京に帰りたくない。
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