第二喜多乃湯
銭湯 - 東京都 東久留米市
銭湯 - 東京都 東久留米市
バルブが故障中で立ちシャワーの冷水が出ないとしても常連の顔ぶれは変わらない。掛け流しの水風呂にケロリンを突っ込んでバシャバシャ水を浴びる。それを何かの遊びと思ったのか子供達も真似して水風呂に突っ込んで行く。それを見守るようにして蛇口は地下水を放出し続けている。
近頃は親子連れの常連さんも増えてきて、特に夜の時間帯は三世代が揃い踏みしている第二喜多乃湯であった。特に前から知っている同年代の常連さんがお子様を連れてくると、皆さん破顔一笑といった様子でどこからそんな声が出るのか不思議なほどの猫撫で声で、子供達と遊び遊ばれている。その間にお父さんは身体を洗いお湯に浸かってサウナを楽しむ。核家族化した現代の家庭ではあまり見かけない、かつての日本のような光景が銭湯にはまだ残っているのだ。
一方私というのは通い始めた頃からライフステージに変化はなく、今年も第二喜多乃湯に通うだけである。教育論や習い事、学校の決め方などおそらく一生使わない知識をサウナ室で学ぶ。一応頭の隅にあるメモ帳に書き残すが水風呂に入れば忘れてしまうのだろう。
未来や過去を望遠鏡で覗き込み、予期不安に揺さぶられるのは脱衣所の先で十分だ。今この瞬間にインスタントな幸福を感じることがサウナ浴の魅力の一つだと思う。
ご無沙汰しております、本年もよろしくお願いします。 酢いも甘いも堪能してこそ人生ですね。
酸っぱいものは傷んでるかも知れないから気をつけてねー(笑)
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