巣鴨湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
2001年、夏場所。
貴乃花は膝の重傷を抱えながらも優勝決定戦で武蔵丸を下し、賜杯授与の際にときの総理大臣・小泉純一郎に
「感動した!」
と絶叫に近い賛辞を受けた。
巣鴨湯にも同じ賛辞を贈りたい。
総理大臣どころか単なる会社員だけど。
15時に到着。
男性は入場制限で40-50分待ち。
※いっしょに来た妻はすぐに入れる状態だったが、待っててくれた。受付から30分まで待機可能。
長時間の待機も吹き飛ぶほどの「良さ」だった。
サウナの入場制限をかけているためか、野放図な混雑は発生していない。
脱衣場、ロッカーは広め(100円リターン式)。
ボディドライヤーなる、全身ドライヤーも装備。
大きなイスが3つ。
浴室内は、通常・ぬるめの水風呂2つ、
シルキー、寝湯、ジェット、電気。
洗い場は、鏡の横の小さな広告看板が懐かしい。
イスは大きめのが2つ。
そして8人程度が入れる3段のサウナ。
20分ごとにオートオケシャンロウリュ。
屋内露天風呂に、照明暗めの扇風機つき外気浴スペース。
露天風呂はアミノ酸風呂だった。熱め。
大きめのイス4つ、Colemanの寝イス3つ。
からだを清め、ジェットとアミノ酸風呂で体温を調える。
さあ、サウナ。
先客の配置の都合で2段めに着座。
熱い……珍しい、100度越えだ。
あまり湿度がないためやや皮膚がヒリッとするが、内側から汗が出る出る。久々にビシャビシャになった。
脈拍もやや上がる。
水風呂は低温。こちらも水質はヒヤピリ。
しかし体内から熱をはぎ取るには最高の温度だ。
外気浴スペースでは、扇風機を浴びながら大きめのイスに身を任せ、サウナ・水風呂・扇風機つき外気浴が奏でる温度の奇跡に深々と陶酔する。
熱い、冷たい、ふんわり、暗い。
感覚の世界だ。思考は要らない。
どんなひとも静かに、黙々とそこに存在している。
浴室で人類の声として聞こえたのは、小さな子どもの楽しそうな声だけであった。
2本目、3本目と重ねていくうちに深い充足感を感じるようになった。すごいな、巣鴨湯。スーパー銭湯のジャンルではないらしいが、スーパーというかウルトラだ。
帰りのバスで、妻にしつこく感動を語った。
巣鴨湯に熱戦の末、寄り切られたことを覚った。
男
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら