フタバ湯
銭湯 - 北海道 旭川市
銭湯 - 北海道 旭川市
本日我が身を運びしは、北の地、旭川市に在りし「フタバ湯」という銭湯なり。殊に「ほうじ茶ロウリュ」なるものが名物と聞き、これは一度体験せねばなるまいと、風に誘われ湯を目指す。
まず、此処の流儀として、サウナマットは指定のものに限られるとの由。自らの撥水製の携帯マットは用を為さぬとあらば、潔くレンタルするより他なし。料金は八百円なり。汗を湯屋に置いてゆくのも、また一興かと諦める。
アメニティの類は一切設けられておらず、石鹸・シャンプーは自ら携えねばならぬ。古き良き銭湯の趣きに、少しの不便が懐かしさと共に甦る。
さて、肝心のサウナであるが、その室内は四名ほどで満席となる程の狭さ。黄金週間の只中とあってか、訪れる人も多く、我が順番を得るにも五人の待ちが生じた。室温は七十五度と表示されていたが、密なる空間のせいか、それよりも熱さを覚ゆ。
いよいよ、名高き「ほうじ茶ロウリュ」を期待し、胸を躍らせていたが、何と既に廃止とのこと。今はただの天然水のみを用いると聞き、落胆を禁じ得ず。湯煙に紛れ、嗅覚に香ばしき期待を抱いていた者としては、誠に惜しいことであった。
加えて、サウナ室内では、常連と見受けられる客人たちが話し声を交わし、時にストレッチなども始める始末。湯屋とは元来、静寂と内省の場にて、己と向き合う空間なれど、如何せん落ち着かず、十二分ほどにて退出。
次に向かうは水風呂。温度十七度。地下百五十米より汲み上げられし天然水は、肌を柔らかに包み、心地よし。冷たさは控えめなれど、喧噪の余韻を洗い流すには、ちょうど良き冷感。
休憩所として内気浴の場あり、椅子は五脚。しかしながら、空調はぬるく、外気の清々しさを想うと、やや物足りなきことこの上なし。結局、混雑の波に揉まれ、二巡にて本日の湯は締めることとなった。
この地にて、地元の方々に深く愛されし銭湯なることは、湯気の如くひしひしと伝わる。それでも我、旅の途中にて一時の静寂を求めし身としては、些か喧しき雰囲気に心を馴染ませること難く、残念を覚ゆ。
男
先月末ようやく営業を再開しましたが、その代償?としてほうじ茶廃止(元々ストーブ前に台を置いて天然水とほうじ茶のバケツを設置していましたが、台を撤去せざるを得ない事情があって無くした結果天然水バケツしか置けなくなる)や、サウナストーブに負荷がかかっていたことによる石の減少、夏に向けて外気浴スペースの設置前…などなど、せっかくお越しになったのに物足りない結果になったかもしれませんね💧 普段閉店間際にしか行かないのでアレですが、浴室でストレッチしてる人が居るのは…初耳でした😓
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