石笛の湯
銭湯 - 山梨県 笛吹市
銭湯 - 山梨県 笛吹市
仕事終わりの空気を切るように定時で帰宅。
家に着いて、少しだけまどろむ。
まぶたの裏で一日を整理して、ふと目を覚ますと、身体が自然とジムへ向かっていた。
鉄の音と汗の匂いに包まれ、余分なものを流し切る。
そして夜、車を走らせて温泉へ。
灯りの少ない道を抜けると、静けさが待っていた。
湯気の向こうには、ほとんど人影がなく、湯面に映る天井の光だけが揺れている。
湯に沈むたびに、肩の力がゆるみ、呼吸が深くなる。
サウナは容赦なく熱く、
だがその熱が、今日という一日を確かに締めくくってくれた。
――サイコーの夜。
何も足さず、何も引かず、ただ生きている実感だけが残った。
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