2025.03.31 登録
[ 山梨県 ]
タイトル:「桜湯で悟り、スタバで揺らぐ(俺の週末黙示録)」
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朝、俺はジムに降り立った。
日曜の脚トレは、もはや宗教。
スクワットのラックの前に立った瞬間、
心の中で「合掌」していた。
太ももは叫んでいた。
「帰りたい」と。
俺は答えた。
「帰れない。今日は“脚の日”だ。」
戦いを終えた後、机と六法に向かう俺は悟りの顔をしていた。
行政書士の条文が、もはや燃える炎のように見えた(気のせい)。
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そして週末。
予備校時代の仲間と、温泉「桜湯」へ。
湯気が立ちこめる脱衣所で、俺たちは結婚という哲学的テーマに触れた。
「結婚したら、みんなセックスレスになるのかな……?」
その場にいた誰も、正解は知らなかった。
ただ、遠い目で天井を見つめていた。
そこで俺は悟る。
今いる彼女の献身さは、国宝。
当たり前じゃない。
ちゃんと向き合わねばなるまい。
俺は風呂の中で、一人だけ硬派な顔していた。
(実際は、のぼせていただけ)
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だが桜湯は、混んでいた。
ただただ混んでいた。
「祭り?」と思った。
湯船に入りながら、俺は人混みにビビり散らかしていた。
サウナは満席。
「早い者勝ち」みたいな空気。
負けたら地獄に落ちる系の感じ。
なんとか席を確保して、
サウナ8分×2セット。
整いはしたが、肩と膝が別の世界へ旅立った。
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風呂を出た俺はスタバへ。
ホワイトモカを頼んだ瞬間、
店員さんが笑った。
かわいい。
小動物系。
チャピー。
容器に書かれた「チョコと合わせるおすすめ」。
チョコという文字さえも卑猥に見えた
俺は心の中で、
「落ち着け。帰れ、欲望。」
と、詩的に唱えた。
俺には彼女がいる。
これは揺らぎではない、ただの呼吸だ。
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帰り道、俺は思った。
人は湯に浸かり、
汗を流し、
白いモカを飲むと、
少しだけ大人になるのだと。
そして、
愛は「続けようとする意志」だと。
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おしまい。
(次回:彼女に優しく接する編)
[ 山梨県 ]
仕事終わりの空気を切るように定時で帰宅。
家に着いて、少しだけまどろむ。
まぶたの裏で一日を整理して、ふと目を覚ますと、身体が自然とジムへ向かっていた。
鉄の音と汗の匂いに包まれ、余分なものを流し切る。
そして夜、車を走らせて温泉へ。
灯りの少ない道を抜けると、静けさが待っていた。
湯気の向こうには、ほとんど人影がなく、湯面に映る天井の光だけが揺れている。
湯に沈むたびに、肩の力がゆるみ、呼吸が深くなる。
サウナは容赦なく熱く、
だがその熱が、今日という一日を確かに締めくくってくれた。
――サイコーの夜。
何も足さず、何も引かず、ただ生きている実感だけが残った。
[ 山梨県 ]
『昼の湯にて』
鉄の香りを残したまま、
ジムを出た。
汗の粒が、まだ腕に光っている。
牛丼屋の湯気が、
昼の陽に溶けていた。
熱い肉を頬張るたび、
体の奥で何かがほどけていく。
この瞬間のために、
今日も重りを上げた気がした。
そのまま、風に導かれるようにサウナへ。
人影の少ない道。
まるで町ごと、眠っているようだった。
戸をくぐると、
誰もいない湯。
湯気の向こうに、静けさが満ちていた。
サウナ二巡。
汗とともに、昨日の思考が流れ出す。
熱湯に沈めば、
世界がぼやけ、意識が宙を舞う。
——昇天。
本当は、
体内時計を整えるための儀式のはずだった。
けれど、
気持ちよさに負けて、
帰ればそのまま昼寝。
光がやわらかく頬を照らし、
窓の外で、風鈴の音がしたような気がした。
次は夜に来よう。
湯の余韻を抱いたまま、
静かに、そう誓った。
[ 山梨県 ]
初めて足を運んだその場所は、予想以上の賑わいを見せていた。
外に設けられたサウナは、わずか4人ほどしか入れず、しばし順番を待つことに。
頻繁に開け閉めされる扉からは熱気が逃げ、体感温度はやや控えめ。
それでも、外湯ならではの開放感と空の広がりは、他では味わえない特別なものだった。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。