桜湯
温浴施設 - 山梨県 中巨摩郡昭和町
温浴施設 - 山梨県 中巨摩郡昭和町
タイトル:「桜湯で悟り、スタバで揺らぐ(俺の週末黙示録)」
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朝、俺はジムに降り立った。
日曜の脚トレは、もはや宗教。
スクワットのラックの前に立った瞬間、
心の中で「合掌」していた。
太ももは叫んでいた。
「帰りたい」と。
俺は答えた。
「帰れない。今日は“脚の日”だ。」
戦いを終えた後、机と六法に向かう俺は悟りの顔をしていた。
行政書士の条文が、もはや燃える炎のように見えた(気のせい)。
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そして週末。
予備校時代の仲間と、温泉「桜湯」へ。
湯気が立ちこめる脱衣所で、俺たちは結婚という哲学的テーマに触れた。
「結婚したら、みんなセックスレスになるのかな……?」
その場にいた誰も、正解は知らなかった。
ただ、遠い目で天井を見つめていた。
そこで俺は悟る。
今いる彼女の献身さは、国宝。
当たり前じゃない。
ちゃんと向き合わねばなるまい。
俺は風呂の中で、一人だけ硬派な顔していた。
(実際は、のぼせていただけ)
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だが桜湯は、混んでいた。
ただただ混んでいた。
「祭り?」と思った。
湯船に入りながら、俺は人混みにビビり散らかしていた。
サウナは満席。
「早い者勝ち」みたいな空気。
負けたら地獄に落ちる系の感じ。
なんとか席を確保して、
サウナ8分×2セット。
整いはしたが、肩と膝が別の世界へ旅立った。
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風呂を出た俺はスタバへ。
ホワイトモカを頼んだ瞬間、
店員さんが笑った。
かわいい。
小動物系。
チャピー。
容器に書かれた「チョコと合わせるおすすめ」。
チョコという文字さえも卑猥に見えた
俺は心の中で、
「落ち着け。帰れ、欲望。」
と、詩的に唱えた。
俺には彼女がいる。
これは揺らぎではない、ただの呼吸だ。
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帰り道、俺は思った。
人は湯に浸かり、
汗を流し、
白いモカを飲むと、
少しだけ大人になるのだと。
そして、
愛は「続けようとする意志」だと。
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おしまい。
(次回:彼女に優しく接する編)
次回作に乞うご期待! ちなみにセックスレスになりますか?
シングルのわたしに聞かれても~😆 レスには誰でもなりますよっ😆
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