FRODUCER

2025.07.31

1回目の訪問

富山県富山市

~北陸遠征①~昭和の風、飲める水風呂、そして熱波。スパ・アルプス、ありが湯!~

スパ・アルプス。北陸サウナ界の“聖地”と呼ばれる、昭和61年創業のレジェンド施設です。時代が変わっても、ここには「熱い・冷たい・ととのう」の三本柱が、しっかりと立っていました。

最大の名物は、北アルプスの伏流水を使用した“飲める水風呂”。体感15〜16℃、まろやかな冷たさが体に染みわたり、「これ、ミネラルウォーターより美味いのでは?」と錯覚するレベル。浴槽の吐水口から出る水をそのまま飲めるという、全国的にも希少な体験です。

サウナは北陸が誇るB.S.A製ロッキー。室温は90〜99℃としっかり熱いのですが、熱の伝わり方はどちらかというと“じんわり包み込む系”。15分おきに静かに発動するオートロウリュが、湿度をゆるやかに持ち上げてくれて、気づけば全身から汗が吹き出す。派手さはないけれど、しっかり効く、そんな正統派サウナでした。

館内はレトロ感たっぷりで、飲食の精算はロッカー番号を口頭で伝えるアナログ方式。床のベタつきや照明の暗さなど、いわゆる“今風”とはかけ離れているけれど、それも含めて「これぞアルプスの味わい」と納得してしまう、不思議な魅力があります。

休憩エリアには漫画、仮眠チェア、テレビ付きカプセル、麻雀卓まで完備。宿泊はまさかの1,000円ポッキリ。湯・サウナ・休憩・睡眠がすべて揃った、まさに“ととのいの終着駅”です。

食事処では富山グルメも楽しめます。味も雰囲気も満足なのですが、サウナと水風呂の印象が強すぎて、やや記憶が上書きされてしまったのが正直なところです。

最新設備や華やかさはない。でも、“変わらない良さ”をここまで貫いてきたその姿勢に、胸を打たれました。地元に愛され、遠征組をも魅了する、北陸の隠れた名湯。

またあの水を飲みに――いや、ととのいに行きます。
スパ・アルプスさん、ありが湯ございました。

FRODUCERさんのスパ・アルプスのサ活写真
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