2025.07.24 登録
[ 愛知県 ]
愛知県名古屋市
〜キャッスルグループ発、まさに“天空の城サウナ”〜
リニューアル後、2℃目の来店です。
2004年に開業し、2018年に「SPA&LIVING」としてリニューアル。そして2025年4月に誕生したのが“天空サウナ”。名古屋・栄エリア至近という立地を活かし、都市型温浴施設の代表格として進化を続けています。
入館はタオル付きの3時間制。平日950円〜と手軽で、+500円で終日利用、+250円で岩盤浴追加も可能。ちょっとした気分転換や、ふらっと立ち寄るにもぴったりの料金体系です。
館内には約20の個室ブースがずらり。ソロ活やカップル利用まで幅広く埋まっていて、都会の真ん中で“ひとり時間”を確保できるのは新鮮でした。
飲食エリアは配膳ロボットやタブレット、ドリンクバーを導入して効率化。スタッフは少数ながらテキパキ動き、接客も心地よい対応。料理は既製品が中心で味はほどほどですが、安くて手軽なので利用者は多く、平日ランチは開店直後から満席になる盛況ぶりでした。
そして話題の天空サウナへ。施工はサウナシステム社によるオートロウリュ付きのスタンダードタイプですが、“天空”という名前と演出のおかげで、これまで弱点だった2階露天エリアに自然と人が集まるように。単なる新設ではなく、館内の動線まで変えてしまったリニューアルでした。
2階の露天外気浴は、空を近くに感じられる開放的なスペース。青空の下、心地よい風に包まれながらゆったりととのうことができました。
利用者層も自然に分かれ、1階は落ち着いた世代、2階は若い世代が中心。約30段の階段がちょっとした世代分けの役割を果たしているのも面白いところです。
都市の真ん中で、温泉・サウナ・飲食・個室スペースがそろうアーバンクア。20年以上の歴史を持ちながら、今もなお進化を続ける姿に納得でした。
アーバンクアさん、ありが湯ございました♨️
[ 愛知県 ]
愛知県春日井市
〜富士山に迎えられ、錦鯉に見送られる春日井温泉〜
ボナにどうしても入りたい衝動にかられ、大好きな春日井温泉へ。
靴箱の横にはドーンと鮮やかな富士山のペンキ絵。描いたのは、日本にわずか3人しかいない銭湯ペンキ絵師・田中みずきさんとのこと。青と白のコントラストが「極楽行きはこちらで〜す」と静かに、しかし力強く案内してくれます。
好きすぎてネットで調べたところ、春日井温泉は1967年(昭和42年)創業。ご家族で3代にわたり経営を続け、現3代目はなんとプロのインストバンド「QOOPIE」のメンバー。お湯と音楽、二刀流ならぬ“二湯流”で人を整える異色の存在です。1999年には大規模改修を行い、現在の浴場へ。古き良き銭湯の味わいと、清潔で手入れの行き届いた快適さが見事に同居しています。
浴場には薬湯、電気風呂、寝風呂、エステバス、天然温泉まで揃い、湯船の種類は銭湯とは思えぬ充実ぶり。露天に出れば滝の音が響き、錦鯉がゆったり泳ぐ池。まるで銭湯界の横綱!
お目当てのボナサウナは95℃前後で、体感はさらに熱い。前回なかった天井送風機が追加され、熱の回りがよりパワーアップ。最高すぎてやばい! もう一つの蒸し風呂サウナも45℃前後ながら、時間帯によってはしっかり蒸せる“フィーバータイム”あり。タイルベンチにはシャワー付きで、「ここは春日井か、大東洋のテルマーレか?」と混乱しそう。
熱々になった体を水風呂でクールダウン。まずは地下水かけ流しの18℃がやわらかく包み込み、次に冷却タイプの14〜15℃で一気に覚醒。優しさとスパルタを交互に浴びるような、クセになる交互浴です。
外気浴は庭園のチェアで滝の音をBGMに。目を閉じれば時間がゆっくり溶け、曜日感覚すらもどこかへ。
最後は岐阜・池田さくらの湯から直送された天然温泉でフィニッシュ。湯上がりに錦鯉を横目に脱衣所へ戻れば、常連さんたちの世間話が飛び交い、ここが“地域のリビング”であることを実感します。
ステッカーもしっかりゲット!
春日井温泉さん、今日も素晴らしい時間をありが湯ございました。
[ 愛知県 ]
愛知県岡崎市
〜さようなら、岡崎の名湯。また湯(ゆ)きたい場所が、ひとつ減ってしまいました〜
再訪しました、葵湯さん。
やっぱり――もったいない。
サウナ室は大きな損傷もなく、壁やベンチも健在。静かに佇むその姿からは、「まだまだ現役です」と語りかけられているようでした。
外気浴スペースの畳も丁寧に整えられており、浴槽や洗い場も清潔で、どこを見ても手が行き届いている。ロッカーも少し手を入れれば即復活できそうなほどで、まさに“温浴界のベテラン”、今なお一線級。
そして帰り際。ふと目に入ったのは、閉店間近にもかかわらず草刈りに励むスタッフの姿。
最後までこの場所を整え、気持ちよく送り出そうとする姿に、湯を愛し、守り続けてきた人たちの想いが伝わってきました。
これでツルカメO&E株式会社さんの中部地区運営も幕引きとなりますが、関西方面へ行くことがあれば、そちらの湯にも立ち寄らせていただきたいと思います。
葵湯さん、そしてスタッフの皆さまへ。
通うたびに癒され、整えられた時間は、きっと忘れません。
閉店までに、もう一度、いや、何度でも、おじゃまさせていただきます。
本当に、ありが湯ございました。
[ 長野県 ]
長野県松本市
~信州遠征② 林檎の湯屋おぶ〜で浴ばり放題!お風呂もサウナも湯ったり三昧♨~
施設名の「おぶ〜」とは、長野の方言で“お風呂”を意味する言葉。その名の通り、地域に根ざした親しみやすさと、確かな実力を兼ね備えた“まちの湯どころ”です。
2001年の開業以来、平日でも駐車場は80台規模でにぎわい、夏休み中のこの日は家族連れや若年層の姿が目立ちました。
浴場は高濃度炭酸泉、水素風呂、酸素風呂、電気風呂、露天など、とにかくバリエーション豊富。なかでも「湯もみ風呂」と名付けられた電気風呂は全国最多設置数を誇り、メディアにも登場する名物風呂です。
サウナは以下の三本立て:
●メインはタワー型のオートロウリュサウナ(遠赤+電気のハイブリッド)
●サブはセルフロウリュサウナ(照明点灯でロウリュタイムをお知らせ)
●手仰ぎロウリュはスタッフが実施。ちょっと荒削りながら熱意は120点!
水風呂は室内に1槽、露天には壺型が2槽。北アルプスの伏流水を使用しており、やさしい肌あたりが心地よく、自然の恵みを感じられます。
飲食はセルフ券売機スタイルで、自社運営と思われるジェラート店も併設。400円のジェラートはさっぱり系で、風呂上がりにぴったりの美味しさ。
2階には畳敷きの休憩スペースも完備。全体的に派手さはないものの、使い勝手の良さが光ります。
注目すべきは、地域と共に歩むSDGsの姿勢。
「浴育」(お風呂マナーの伝承)、「食育」(地元食材×栄養教育)、「ソダテル」ブランド、松本市内3施設連携のスタンプラリーなど、どれも地域愛にあふれた活動ばかり。
スタッフは女性比率が高く、接客は明るく丁寧。制服も整っていて、教育が行き届いている印象です。
さらに2024年には「おぶ〜サウナぶ〜」という独自イベントも始動。まだまだ進化を止めない、未来志向の姿勢も魅力のひとつ。
“湯と育つ、まちと育つ”。
そんなあたたかさに満ちた、おぶ〜さんのこれからがますます楽しみです。
ありが湯ございました♨️
[ 長野県 ]
長野県上水内郡
~信州遠征① 森と火と、深呼吸。The Saunaで“ととのいの原点”を再発見~
長野県信濃町・野尻湖の森の中に佇むアウトドアサウナ施設「The Sauna」。
「人と自然のあいだに」をコンセプトに掲げる株式会社LAMPが手がけ、2019年からスタートしたこの場所は、今では完全全国区の人気サウナとして、多くの人々を魅了しています。
サウナ小屋は全部で5棟。共用が2棟、貸切が3棟で、すべて薪ストーブ&セルフロウリュに対応。
自然に包まれながら、じっくりと火と向き合う時間は、まさに“原点回帰”のととのい体験。
訪問時は朝から共用2棟が満席、貸切エリアも利用されており、根強い人気を実感しました。
水風呂には黒姫山の伏流水を使用。陶器風呂の中でやわらかな天然水に身を沈める瞬間は、心も身体もすっきりと目覚めるような感覚。
自然の恵みを肌で感じられる、特別なひとときです。
外気浴は、森に囲まれた木製デッキに多数のチェアを設置。
木々のそよぎ、鳥のさえずり、やさしい陽射し…。
五感がひらかれ、呼吸が深くなる。まるで自然と一体になるような、穏やかで満ち足りた時間が流れていきます。
ログハウスの建物内には、シャワーブース3基と小さな浴槽も備えられており、リフレッシュにもぴったり。
スタッフの皆さんは笑顔が印象的で、とてもフレンドリー。
この日は夏休みシーズンということもあり、カップルやグループの姿も多く、幅広い層に愛されていることが伝わってきました。
人工物の少ない、森と火と水のサウナ。
だからこそ、自然の力と人の手によって生まれる温かさが、心の奥までじんわりと響いてきます。
“ととのう”という言葉が、ここでは本当の意味で体験として存在している——
そんなことを感じられる、かけがえのないサウナ時間でした。
The Saunaさん、ありが湯ございました♨️
[ 富山県 ]
富山県富山市
~北陸遠征③ 泊まる。ととのう。カレー食う。それがアパの三原則~
2024年2月、富山のまちなかに突如現れた“泊まれるサウナ拠点”、その名もアパホテルステイ〈富山〉。全国947店舗の中で初の「オールインクルーシブ型ホテル」として誕生し、コンセプトはズバリ——滞在型・都市サウナホテル。
朝食・サウナ・ラウンジ・おやつまで、ぜ〜んぶ宿泊料金に込み。あれもこれも“入ってます”な安心スタイル。もう財布を出すタイミングが見当たりません。
まずチェックイン。フロント対応は丁寧でスムーズ。
客室はおなじみの“アパスタイル”ながら、館内着・タオル・アメニティ完備でサウナー装備もフル装備済み。まさに“手ぶらで泊まれるサウナ”です。
朝食は6時半からすでに行列。和洋バランスよく、名物の**アパ社長カレー(キャベツ添え)**までスタンバイ済み。朝からしっかりエネルギーチャージ、というか“胃袋が勝手にととのう”。
そしてこのホテルの本命エリア、サウナ施設「Sauna 頂 -ITADAKI-」へ。
共用サウナは3段構成・約90℃。テレビなし、間接照明ありの静かで落ち着いた空間。
15分ごとに自動ロウリュ+天井から熱風(パンカールーバー)発動で、“しずかに、でもしっかり汗かける”正統派サウナでした。
さらに人気の個室サウナは、セルフロウリュ付きの完全プライベート仕様。
木の香り、ひとりきりの静けさ、ちょうどいい熱量。
“心の声しか聞こえないサウナ”といった没入感。
「スーパー銭湯にもこれあったら絶対並ぶな…」と本気で思いました。
外気浴は、信楽焼の壺型水風呂(天然地下水)でキュッと冷やされ、20脚以上並んだデッキチェアでしっかり解放。40℃の温浴壺もあり、交代浴もしやすい動線でした。
もちろん日帰り利用も可能で、価格は1,200円〜3,000円ほど(時間帯・プランにより変動)。
20代の若者グループも多く見かけ、“まちのサウナ拠点”としてのポジションがすでに定着しつつあります。
泊まる。ととのう。カレー食う。
その三拍子が見事に揃ったアパステイ富山。
サウナ・食事・休憩の全部盛りで、旅サウナーにも日常サウナーにも強くおすすめしたい“全部入り拠点”でした。
アパステイさん、ありが湯ございました♨️
[ 富山県 ]
富山県黒部市
~北陸遠征② 薪ストーブと土管風呂。これはもう、ととのい過ぎてバカになる!?~
2023年7月、黒部に突如現れた新星温浴施設、その名もFUROBAKKA(フロバッカ)。名前からしてすでに“風呂バカ”感満載ですが、その中身もまた期待を裏切りません。設計はアクアテックジャパン、運営は不動産業を母体に持つ光陽興産。道の駅「KOKOくろべ」に隣接し、サウナ目当てでもドライブついででも立ち寄れる好立地です。
まず何より目を引くのが、露天風呂にどんと構える名物——黒部ダムを模した“土管型水風呂”。
「水風呂にダム!?」と思わず二度見するこのビジュアル、水深は90cmと160cmの2槽構成で、黒部の名水がひんやりと身体を包み込みます。見た目のインパクトと質の高い冷たさが同居した、“地域性×ととのい”のWパンチ。これは刺さります。
サウナは2種類。ヒノキの香りがふんわりと広がる「やまごやサウナ」は、薪ストーブのやさしい熱がじっくり効いてくる、王道で安心感のあるサウナです。
一方の「あなぐらサウナ」はその名の通り、洞窟のような空間設計。音も光も控えめで、空気の静けさと薪の熱がじわじわと身体を包み込む、“黙浴派”の理想郷のような一室でした。
そして13時のアウフグースでは、ラベンダーの生花を使ったロウリュに参加。薪の熱と天然の香りがふわっと重なり、深呼吸するだけでリセットされていくような、静かで豊かな時間が流れました。
なお今回は時間の都合で利用はできませんでしたが、敷地内にはまだまだ気になる“ひろば”がたくさん。
貸切サウナが集まる「やまさんひろば」は、バレル型やコンテナ型のサウナが7棟並ぶまるでサウナのグランピング村。
家族風呂エリア「たてさんひろば」には、ログハウス風や樽型など個性派の浴室がずらり。
飲食エリア「とみさんひろば」では、名物ハンバーガーやBBQが楽しめるとのことで、“次回のサ飯候補”としてしっかりロックオンしました。
FUROBAKKAは、決して派手な施設ではありません。でも、薪の火、土管の水、ヒノキの香り、そして地元らしさ——五感を通してととのえる、静かで深い時間がここにはありました。
次はもっといろんな“ひろば”を巡りながら、ととのい旅を再開したいところ。
FUROBAKKAさん、ありが湯ございました♨️
[ 富山県 ]
富山県富山市
~北陸遠征①~昭和の風、飲める水風呂、そして熱波。スパ・アルプス、ありが湯!~
スパ・アルプス。北陸サウナ界の“聖地”と呼ばれる、昭和61年創業のレジェンド施設です。時代が変わっても、ここには「熱い・冷たい・ととのう」の三本柱が、しっかりと立っていました。
最大の名物は、北アルプスの伏流水を使用した“飲める水風呂”。体感15〜16℃、まろやかな冷たさが体に染みわたり、「これ、ミネラルウォーターより美味いのでは?」と錯覚するレベル。浴槽の吐水口から出る水をそのまま飲めるという、全国的にも希少な体験です。
サウナは北陸が誇るB.S.A製ロッキー。室温は90〜99℃としっかり熱いのですが、熱の伝わり方はどちらかというと“じんわり包み込む系”。15分おきに静かに発動するオートロウリュが、湿度をゆるやかに持ち上げてくれて、気づけば全身から汗が吹き出す。派手さはないけれど、しっかり効く、そんな正統派サウナでした。
館内はレトロ感たっぷりで、飲食の精算はロッカー番号を口頭で伝えるアナログ方式。床のベタつきや照明の暗さなど、いわゆる“今風”とはかけ離れているけれど、それも含めて「これぞアルプスの味わい」と納得してしまう、不思議な魅力があります。
休憩エリアには漫画、仮眠チェア、テレビ付きカプセル、麻雀卓まで完備。宿泊はまさかの1,000円ポッキリ。湯・サウナ・休憩・睡眠がすべて揃った、まさに“ととのいの終着駅”です。
食事処では富山グルメも楽しめます。味も雰囲気も満足なのですが、サウナと水風呂の印象が強すぎて、やや記憶が上書きされてしまったのが正直なところです。
最新設備や華やかさはない。でも、“変わらない良さ”をここまで貫いてきたその姿勢に、胸を打たれました。地元に愛され、遠征組をも魅了する、北陸の隠れた名湯。
またあの水を飲みに――いや、ととのいに行きます。
スパ・アルプスさん、ありが湯ございました。
[ 愛知県 ]
愛知県岡崎市
~さようなら、岡崎の名湯。心に残る“ととのい”をありが湯!~
またひとつ、岡崎市から優良施設がなくなるのが本当に寂しいです。
2025年8月16日に閉店されるとの知らせを聞き、これは行かねばと来店。3ヶ月に1回ほど通っていた自分にとって、大切な“癒しの場所”でした。
設計は大阪のプランニングワーク。なるほど、フロントから脱衣室へ続くスロープや、脱衣室から露天風呂が見える設計など、愛知ではあまり見かけない造りに納得。個性があって本当に好きでした。
そして何より、サウナの造りが最高。入口が最上段にあり、サウナ室へ降りていく構造…この“ワクワク感”、たまりません。ヒーターはおなじみ巴商会。2000年代組にはおなじみですね。高温少湿の“カラカラ系”で、3セットしっかり堪能させていただきました。
水風呂は温度計はないけれど、体感で18℃前後の絶妙な心地よさ。洗い場、内湯、露天もコンパクトにまとまっていて使い勝手も抜群。そして露天の畳の“ととのいスペース”が…最高です。
従業員の皆さんも本当に感じがよくて、通うたびに癒されていました。
今まで素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
閉店までに、もう一度いや何度でも、お邪魔させていただきます。<m(__)m>
[ 愛知県 ]
愛知県名古屋市
~短時間でも、やっぱり宝は宝だった~
久々に「湯〜とぴあ宝」へ。
昭和の空気をうっすら残しつつ、今でも十分現役。名古屋の老舗健康ランドは、やっぱり落ち着く。こういう施設に来ると、なんだかんだ“帰ってきた感”があります。
今回の目的は、2022年にリニューアルされたサウナたちと再会すること。
滞在時間は短めながら、しっかり汗をかいて、風を受けて、整えて帰るという強行スケジュールです。
男湯は「輝石(いし)の湯」。名前からして整いそう。
サウナは3種類で、
・オートロウリュサウナ(毎時00分・30分に熱風タイム)
・セルフロウリュサウナ(伊倉ゆうさんが風を巻き起こす)
・スチーム塩サウナ(しっとり派)
というラインナップ。
オートロウリュは、天井に埋め込まれた送風機から約4分間、しっかり熱風が吹き出す仕様。ヒーターのメーカーは不明でしたが、温度計にはメトスのロゴが入っており、同社製?見慣れない形状のヒーターで、デザイン性と機能性を兼ね備えているように感じられ、非常に気になる存在でした。
そして運良く、セルフロウリュサウナでは伊倉ゆうさんのアウフグースイベントに遭遇。熱意とサービス精神が全開のアウフグース。芸人らしいトークと熱波のコンビネーションで、場の空気ごと“ととのえて”くれました。ありがとう伊倉さん。反射板がV字になっているのも新鮮で、ロウリュの蒸気が心地よく拡がる様子が印象的でした。
短時間でも十分満足。でもやっぱり、「ここは最低3時間は滞在すべき」と自分に言い聞かせながら退館。次はぜひ、泊まりでゆっくり来たいところです。
ちなみに精算システムは安心の「ポストシステムズ」。
そして最後に目に入ったのが、10月開催予定の「お風呂×プロレス」イベントの告知。
思わず「これは“フロレス”って名乗ってほしいな」と心の中でつぶやきながら、帰路につきました。
ヒーターの詳細をご存知の方がいれば、ぜひ教えていただきたいです。次回の訪問がさらに楽しみになりました。
[ 東京都 ]
東京都品川区
~関東遠征③ サウナシュラン受賞の話題施設!“品川サウナ”で感じたブランディングの力~
関東遠征3店舗目は、SNSで話題沸騰中の「品川サウナ」。
名前こそ“品川”だが、最寄り駅は大井町。駅から数分のアクセスで、都会の中に突如現れるスタイリッシュなサウナ空間にワクワクが止まらない。
昨年オープンしたばかりながら、すでにサウナシュラン2024を受賞。平日にもかかわらず多くの若者で賑わい、10〜20代を中心に幅広い層が利用していた。スタッフも同世代と思われる方が多く、フレンドリーな接客が印象的。初めてでも自然とリラックスできる空気感があった。
館内にはアパレルやサウナグッズの販売スペースもあり、ライフスタイルとしての“サウナ”を提案する姿勢が伝わってくる。SNSでの発信も工夫されており、リアルとデジタルをうまく融合した現代的なサウナだと感じた。
2階の浴室エリアは“黙浴”がルール。HARVIA製サウナ2室に水風呂3種、洗い場8席、内気浴室も備えた構成で、コンパクトながら機能的。照明は落ち着いていて、心を静かに整えるのにぴったりな空間だった。
3階の露天エリアにはヒノキ風呂、壺湯、整いチェアが約20脚並び、小声での会話も可能。都会の真ん中とは思えない、やわらかく心地よい時間が流れていた。自販機も完備されていて、細やかな気配りが感じられた。
全体として、ブランディング・発信力・空間演出の三拍子が揃った“今どきサウナ”の代表格。ひとつひとつのディテールに明確な意図が込められており、運営側のこだわりが強く伝わってくる施設だった。
3店舗目にして、また新たな刺激と学びが得られた。サウナは空間だけでなく、“世界観”そのものを届ける時代。そんなことを改めて実感させてくれる一軒だった。
[ 東京都 ]
東京都江戸川区
~関東遠征② エストニア製HUUMヒーター再び!進化系レトロ銭湯で“快適没入サウナ”~
関東遠征2店舗目も、築20年超のベテラン銭湯。
初期型スーパー銭湯らしく休憩スペースはなく、食事処が兼任。レトロ感は残しつつ、館内と浴室は2023年に全面リニューアルされていて、とにかく清潔。見た目はレトロ、中身は令和仕様。
驚いたのは、駐車場の理美容店。大型コンテナのような建物で独立営業しており、なかなかパンチのある景色。精算はGLORY製のタッチパネル式。
飲食は「本家さぬき家」、リラクゼーションは「エーワン」。平日ながら在館100名以上いる模様。
そして今回も登場、エストニア製HUUMヒーター。2025年6月のサウナ改修で導入され、既存の電気ヒーターと並ぶハイブリッド体制に。壁照明は外され、ベンチ下LEDが優しく光る。ロウリュは20分ごとに約10秒作動し、給気性能も高く、快適そのもの。
テレビはあるが未使用で、黒く塗装された天井とあいまって、静かにサウナに没入できる空間。座席はコの字型で、アウフグースイベントも頻繁に開催されているようだった。
古さを感じさせない清潔感と整いぶりで、運営のこだわりが随所ににじんでいました。
2店舗目にして、またしても“ととのい確定”。この遠征、すでに満足度高めです。
[ 千葉県 ]
千葉県 柏市
~関東遠征① エストニア製HUUMヒーター導入!懐かし銭湯で“アツい”サウナ体験してきた~
関東遠征1店舗目に選んだのは、築20年以上のスーパー銭湯。
館内に足を踏み入れると、まず感じるのは平成中後期らしい懐かしさ。専用の休憩スペースはなく、食事処がその役割を兼ねている構造。駐車場にはむき出しの配管が残り、「ああ、こういう時代だったな」としみじみ。
精算はTERAOKA製のタッチパネル券売機。操作に迷いはないけれど、後ろに人が並ぶとなんとなく焦るのはいつものこと。
浴室に入ると、設備の充実ぶりにちょっと驚く。ロウリュ・塩・スチームの3種サウナに、高濃度炭酸泉が2槽、ジェットバス、イベント風呂、ぬる湯、水深70cmのしっかり冷えた水風呂まで。
建物に年季は感じられるものの、2019年には無料のフィットネスエリアを新設するなど、着実にアップデートが施されている。
そして今回の目玉。2025年6月、メインサウナ室にエストニア製HUUMヒーターが導入されたばかり。壁面照明が撤去され、ベンチ下にLEDを仕込むなど、空間はすっきり&スタイリッシュに。
加熱はガス式の遠赤外線ヒーター2台+電気式HUUM1台のハイブリッド。7分に1回、1分間の自動ロウリュが作動し、体感はかなり熱め。換気は控えめで、ロウリュ直後には息苦しさを感じるほどのパンチ力。これは高温好きにはたまらない。
サウナ板は厚みがありしっかりとした造りで、安心感あり。座席はコの字型で、アウフグースイベントにも適した設計。導入後はイベントの頻度も増え、利用者層の広がりを感じる。
平日11時にもかかわらず、館内は100人超のにぎわい。岩盤浴や長時間滞在向けの休憩エリアはないけれど、そのぶん回転率を重視したシンプルな運営が特徴的。
豪華さより、気軽さと使い勝手。
そんな“ちょうどいい銭湯”を改めて実感した、関東遠征の1店舗目でした。
[ 愛知県 ]
愛知県岡崎市
~“整う”の定義、更新されました~
SNSで話題のサウナ施設、ZAKIOKA SAUNA。ボイラー、ろ過機、チラーなし。それでいて高評価が相次ぐと聞き、現地へ足を運んだ。
場所は、電波が途切れる山奥。ナビが不安になる道を越え、突如として現れる洗練された建物。自然との距離感が絶妙で、空気からすでに“整い”が始まっている。
受付ではQR付き下足キーを受け取り、館内オーダーから退館精算まで一括管理。原始回帰に見えて、デジタルはしっかり導入済み。
館内着は“サウナグッズ研究所”による一着で、通気性・肌ざわり・軽さ、どれも秀逸。さらに「すぐ乾く館内着の完成形」と呼びたくなる快適さで、しかも何度でも交換OKという気配りも◎。
脱衣所にはReFaシャワー3基。ミニマルながら、細部に行き届いた気遣いが感じられる。
サウナは2種。
六角形サウナ(約10名)は音響演出つきで、セルフロウリュ対応。“音と熱のセッション”とでも呼びたくなるような没入感。ヒーターはHARVIA。
バレルサウナ(約3名)はSAUNIA+MISAストーブ。熱あたりがやわらかく、こちらもセルフロウリュ可能。包み込まれるような空間で初心者にも優しい。
水風呂は、チラーもろ過もなし。それでも名水百選の天然水がキリッと冷え、潜る・寝る・座るの3WAY対応で体験の幅も広い。
桶風呂のぬる湯も静かに効いてくる。熱と冷の間にある“間(ま)”を、じんわりと楽しませてくれる。
外気浴は、Lafumaのチェア+山風+空。この三点セットだけで整ってしまう。ドーム型の畳テントもあり。
全体として、ZAKIOKA SAUNAは“引き算の設計”で整い体験を最大化する、新しいサウナのかたちを提案している。
タトゥーOK、館内着必須といったルールも含め、多様な人を迎え入れる優しさと強さをあわせ持つ空間だ。
都市では出会えない“整いの原点”が、ここにはある。サウナ好きなら一度は体験しておきたい、唯一無二のスポットだと感じた。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。