The earth sauna
その他 - 宮崎県 都城市 事前予約制
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二ヶ月ぶりのジアース。
霧島の山に抱かれるように、再びこの地へ戻ってきた。今回は正午、雨がしとしとと降り続き、テラスには生きた水と藻が薄くまとわり、足元はひっそりと滑りやすくなっていた。自然がつくる変化は美しくもあり、時に注意を促す。雨の日のジアースは、晴れの日とは違う表情を見せる。
空気はひんやりとしていたが、サウナの扉を開くとその寒さはすぐに溶けていく。薪の熱と木の香りが静かに迎えてくれた。まずはロング缶のビールで喉を潤す。雨音を聞きながら飲む一杯は、晴れの日よりも深く身体に沁みていく。
外には、雨を避けるためのテントが整い椅子の上に張られていた。濡れた空気の中でも外気浴ができるよう、自然と人との折り合いがついている。肌寒い風が頬を掠めるたび、かえってサウナの温もりが恋しくなる。
寒さに追われるようにサウナへ戻り、熱さに耐えきれず外へ逃げる——
その往復はまるで、潮が満ち引きする浜辺でたゆたう小舟のようだった。
熱と冷、木と雨、静と動。相反するものが一つのリズムを奏でる。
雨がやまない午後、サウナの中で汗を流し、外で冷たい空気を吸い込む。何度も繰り返すうちに身体は軽くなり、思考は澄み、心は静けさを取り戻していく。
今回もまた、深く、すっきりと「整った」。
春になれば、また違う色のジアースが待っているだろう。
その季節の風と香りを味わいに、また戻ってきたい。
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