【ととのい値:82】
一月十日の土曜日、昼過ぎ。
木更津の空はよく晴れていたけれど、風だけが妙にやる気を出していた。僕は自宅から車でいつもの距離を走り、いつものようにこの施設の入口をくぐった。土曜日にしては混み合っていない。人々はそれぞれのペースで、自分の体温と会話しているようだった。
今日は3セット。
サウナ室に入ると、時間の粒子が少し大きくなる。汗は正直で、考え事だけを先に外へ押し出してくれる。どうでもいいことから順番に、きれいに。
外気浴に出ると、強い風が待ち構えていた。
最初の数十秒は気持ちいい。身体が軽くなり、世界が一段階クリアになる。だがその後、風は本気を出してくる。二分ほどで、僕は「今日はここまでだね」と静かに納得した。自然はいつも、説明が簡潔だ。
それでも不思議なことに、内側はちゃんと整っていく。
外で短く、内で深く。そんな日もあるらしい。2セット目、3セット目と重ねるごとに、思考は角を失い、丸くなっていった。
帰宅してから、驚くほどぐっすり眠れた。
夢の内容は覚えていない。ただ、よく眠れたという事実だけが残った。それで十分だと思う。
派手なことは起きない。
でも、必要なことはちゃんと起きる。
そんな時間を今日も用意してくれて、ありがとうございました。
#サウナ 竹炭サウナと書いてあったけど、ストーブのドライサウナ、表記よりも熱く感じる
#水風呂 17℃よりも冷たく感じるように循環対流してる。容量も多くて気持ち良い
#休憩スペース 椅子が4脚、長い木製ベンチが3
最後2年くらい前に訪れた時は、施設がに傷んでて、受付の店員さんもヤル気なく店全体の清掃状態や雰囲気やお客さんも無法地帯で「ここは潰れてしまうのかな」と思わされました。
本日久しぶりに訪れたところ、あれ?店長さんが変わった?経営者が変わったのかなと感じました。
先ずは施設自体は寂れてはいましたが、清掃も行き届いてて、店内のあちこちにマナーへの啓発がされてて気持ち良く使えました。
そして、サウナと水風船のバランスがとても良いので、整い椅子を少しお金かかるかもだけど、良いもの揃えてくれたら通いたいと思いました。
以前からサ飯は美味しいと評判の銭湯なので頑張って欲しいです。

男
-
89℃
-
17℃
男
-
90℃
-
18℃
【ととのい値:88】
一月三日の土曜日。
午前十時。正月の時間は、どうも通常よりも粘度が高い。進んでいるようで進んでいない。その感じが嫌いじゃない。木更津の自宅から車で数分、年始の挨拶を済ませるような気持ちで、この場所に立ち寄った。
思ったより空いていた。
三が日というのは、もっと人で溢れているものだと勝手に思い込んでいたけれど、どうやらみんなそれぞれ別の場所で、それぞれの正月をやっているらしい。ここに集まっている人たちは、たぶん「正月だから来た」というより、「いつも通り来た」人たちだ。その空気が心地いい。
今日は3セット。
1セット目は、身体がまだ年末を引きずっている感じがあった。どこか動きが鈍く、思考も少し遅れてやってくる。でも汗が出始めると、余計な年越し行事が一枚ずつ剥がれていく。
2セット目になる頃には、頭の中が静かになった。
正月らしいBGMが流れていた気もするが、ほとんど覚えていない。覚えていないということは、きっと必要なかったのだと思う。
3セット目。
外気に触れると、一月の空気はやはり正直だった。冷たいけれど、刺さらない。冬の朝は、余計な演出をしない。その代わり、ちゃんと効く。
この施設は、特別なことをしない。
だからこそ、正月でも平日でも、同じように迎えてくれる。そこがいい。非日常を売りにしない場所は、結果としていちばん長く日常に残る。
ととのい値は88。
新年としては、ちょうどいい数字だと思う。
今年も、折に触れて通うことになるだろう。
静かな始まりを用意してくれて、ありがとうございました。
東京湾観音の後に来ました
1415in
スーパー銭湯ではなく大型銭湯ですね
外観からはあまり感じませんが
中は結構な昭和レトロ
ロッカーは市民プールのそれ
10円有料なので開けても10円戻って来ないので注意です!!
シャワーの水圧弱々なのはご愛嬌ですかねw
サ室前にはビート板が置いてありますが
サウナハット掛けはありません
サ室は2段目からの掘り込み5段
両サイドに遠赤ストーブで20人以上入れます
昭和ドライのサ室でこの広さは凄っ
最上段はマイルドですが12分でしっかり汗かけます
外気浴は見慣れない金属の椅子が3つに木製ベンチが露天エリアにあります
最上段12分3セット
中々気持ち良かったです
サ室は常に10人以上入っていたので人気施設なんですね?
外気浴はあまり人気が無いみたいで人が居ません
昭和ストロングスタイル蔓延施設なんでしょう
高齢の方が殆どでしたから
青い空とH鋼の錆びた梁
そこには鳩が10数羽とまっている
仕切りの杉板は酸化してグレーになっており
もう廃墟感満点の露天エリア
【鳩のエサか知りませんが
打たせ湯に米粒を撒かないで下さい】
こんな張り紙にほっこりウケたw
男
-
90℃
-
18℃
男
-
100℃
-
18℃
男
-
90℃
-
18℃
【ととのい値:91】
土曜日の夜、20時を少し過ぎたころに行った。
木更津の夜は、週末になると少しだけざわつく。駐車場に車を停めた時点で、その予感はしていた。
最初に目に入ったのは、近くの大学生らしき集団だった。数も多く、エネルギーも多い。若さというのは、湯気よりも軽く、声よりも先に空間を満たすらしい。30分ほどで彼らはいなくなった。大会か何かがあったのだろうか。理由は分からないが、理由が分からないまま消えていくのも、土曜の夜らしくて悪くない。
今日は3セット。
1セット目は内気浴にした。室内の空気は落ち着いていて、時間が丸くなる。外で使う予定だった思考を、ここで一度たたむ。頭の中が静かになると、身体の輪郭だけが残る。
2セット目と3セット目は外の椅子へ。
夜の空気は澄んでいて、冷たさも正直だ。今の時期はやはり5分が限界。それ以上は「ととのう」より「耐える」に近くなってしまう。限界が分かるというのは、悪くない大人の特権だと思う。
この施設は、派手な主張をしない。
けれど、必要な場所に必要なものがあり、時間帯ごとに違う表情を見せてくれる。週末の賑わいも、静けさに戻る過程も、すべて含めて一つの風景だ。
結果、ととのい値は91。
高すぎず、低すぎず。ちょうどいい現実感が残った。
また、タイミングを見て来ようと思う。
今夜もいい時間をありがとうございました。
