​尊皇蒸夷派

2026.06.13

67回目の訪問

日付が変わる直前まで仕事をしていた。
時計を見ると23時半過ぎ。

身体は重く、頭も回らない。疲労感と睡眠欲が綱引きをしているような状態だった。
普通なら真っ直ぐ家へ帰って寝るべきなのだろう。

だが、そんな日に限ってサウナへ行きたくなる。
気付けば車を走らせ、いつもの花しょうぶへ向かっていた。
到着したのは日付が変わった深夜0時頃。

こんな時間なら空いているだろうと思っていたのだが、周辺道路はなぜか異様に混雑していた。
何事かと思ったが、理由はすぐに分かった。
近隣にある某自動車メーカーの工場の夜勤終わりの時間だったのだ。
人が次々と現れ、その流れに吸い込まれるように花しょうぶへ向かっていく。

なるほど、そういうことか。
そして館内へ入ると、その答え合わせは完了した。
深夜0時を回っているにもかかわらず、人、人、人。
サ室もほぼ満席。
金曜日の深夜とは思えない光景だった。

仕事を終えたばかりなのだろう。
若い作業員たちもいれば、ベテランらしきおじさんたちもいる。
皆それぞれの疲労を抱えながら、この場所へ辿り着いたのだと思う。
整いスペースも当然ながら争奪戦だった。

3セットのうち、しっかり椅子を確保できたのは2回だけ。
それでも今日は不思議と満足感があった。
疲労。
睡眠欲。
仕事のストレス。
そんなものを抱えたままサ室へ入り、強制的に心拍数を引き上げられる。

熱に追い込まれた身体を今度は水風呂で一気に冷却する。
高ぶっていた血圧も、荒れていた呼吸も、少しずつ落ち着いていく。

そして外気浴。
疲れ、眠気、雑念。
頭の中に渋滞していたものが一つずつ整理され、静かに流れていく。
まるで身体と脳の再起動ボタンを押したような感覚だった。

気付けば今日もしっかり整っていた。
ただ一つ言えることがある。
金曜日深夜の花しょうぶは侮ってはいけない。
空いているだろうという予想は、見事に打ち砕かれた。
それでも、仕事終わりの戦士たちが集うこの深夜の花しょうぶには、どこか独特の風情がある。
そんなことを思いながら、眠気に身を委ねて帰路についた。

​尊皇蒸夷派さんの鈴鹿天然温泉花しょうぶのサ活写真

  • 水風呂温度 15.7℃
0
26

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!