巌流島から帰ってきて、サウナに入るという体験を、私はまだうまく言語化できていない。
照葉スパリゾート門司店の露天スペースに出ると、目の前に関門海峡が広がる。行き交う貨物船。対岸の山口県。そして少し先に、さっきまでいた巌流島。宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘した場所が、外気浴スペースから見える。そういう施設が、この世にある。
サウナ室は95度。かなり高い。中央に鎮座するストーブが、じわじわと全身に迫ってくる。逃げ場がない。逃げない。それがサウナというものだ。
全館ナノ水を使っているらしい。1メートルの10億分の1の分子が動いている水、と説明書きにある。正直、違いはよくわからない。でも、なんとなく肌が柔らかい気がした。信じることにした。プラシーボでも、気持ちよければいい。
水風呂は14度、バイブラで泡立っている。体の輪郭が溶けていく。
外気浴のベンチに横になる。潮風が来る。海の匂いがする。今日一日、ここまで来る道のりがゆっくり、コマ送りで浮かんでくる。新下関の朝の空気、唐戸市場の喧騒、小倉の桜と白いお城のコントラスト、巌流島の石碑の前に立ったときの、あの静けさ。
問題が消えるわけじゃない。ただ、今日見てきたものと、今ここにある自分が、ちゃんと繋がった気がした。
よく汗をかいた。ミネラルもビタミンも、潮風と一緒に出ていった。MINERALionとLypo-Cを補充する。出したものを入れ直す。
で、サウナの外気浴スペースから巌流島が見えると、だから何なんだって話なんだけど。いい一日だった。

ペンネーム:湯気文吾(宮崎直哉)さんの照葉スパリゾート門司店のサ活写真
ペンネーム:湯気文吾(宮崎直哉)さんの照葉スパリゾート門司店のサ活写真
ペンネーム:湯気文吾(宮崎直哉)さんの照葉スパリゾート門司店のサ活写真
ペンネーム:湯気文吾(宮崎直哉)さんの照葉スパリゾート門司店のサ活写真
0
18

このサ活が気に入ったらトントゥをおくってみよう

トントゥをおくる

トントゥとは?

ログインするといいねや
コメントすることができます

すでに会員の方はこちら

サウナグッズ

アプリでサウナ探しが
もっと便利に!

サウナマップ、営業中サウナの検索など、
アプリ限定の機能が盛りだくさん!