林檎の湯屋 おぶ~
温浴施設 - 長野県 松本市
温浴施設 - 長野県 松本市
長野の 林檎の湯屋 おぶ~ は、見た目はスーパー銭湯だけど、やっていることはかなりサウナ特化。温度や水温の数字が高い、というより「どう仕上げるか」が最初から設計されている施設だと感じた。
サウナは三種類あるが、役割がはっきりしている。おとこまえサウナはオートロウリュ+送風で、最上段に行くと一気に体感温度が跳ね上がる。いわゆる“痛熱い”領域だけど、湿度が保たれているので呼吸が詰まらず、短時間で深部体温が上がる。セルフロウリュのありがとうサウナは対照的で、石の出力が高く、蒸気が重い。静かに没入したいときにちょうどいい。スチームも泥パックや塩が使えて、メイン前後の調整としてちゃんと機能する。
水風呂がいい。ナノ水と備長炭の15〜16℃は入りやすく、壺のアルプス伏流水は別格。頭から浴びて、そのまま肩まで浸かれる天然水は、肌への馴染みが明らかに違う。都会のサウナではまず味わえない質。
動線も優秀で、サウナから水風呂、外気浴までが近い。外気浴には冬の長野を想定した椅子と足元のお湯があり、冷えすぎない。細かいけど、ここが体験の完成度を上げている。
派手さはないが、熱・水・休憩が一つの流れとして噛み合っている。おぶ~は「気持ちいい」より「ちゃんと仕上がる」サウナ。ガチ勢が評価する理由は、そこに尽きる。
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