ホテルサン防府 ひだまりの湯
ホテル・旅館 - 山口県 防府市 宿泊者限定
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合計、1+2泊お世話になったこちらのお宿、月曜日のそこそこ早めに発ちます。よいお宿よいサウナ、お世話になりましたありがとうございました。
最終日の行程、朝から長門方面の山あいの温泉地アタックも考えたけど、余裕もって車を九州方面に向けて、下関観光を少し。下関歴史博物館でこの地の歩みをこの地の方の目線で。「長州藩」「萩藩」「長府藩」のワードをしっかりと使い分けている展示に見入る。萩もいくつかまわったけど、決して「萩藩」のワードは出てこなかったな。面白かったので、学芸員さんともお話させていただく。関ヶ原後、萩も長府も(長門と周防)まとめて毛利の殿様が減封されて治世を行った、みたいなイメージだったけど、この界隈の方から見たら決してそんな荒い解像度で語れるものではないみたい。やっぱ歴史をつむぐ時の主語が誰なのか、という視点は、改めてその重要性を認識させられる。特別展では昭和を通したこの地の歴史を彩やかに描いてくれて、音声コンテンツとともにとても楽しめました。すごくよかった。
そこから赤間神宮へ。複雑な想いで安徳天皇の御身に想いを馳せる。安徳天皇の御陵地は、他にもいくつかの伝説があるようで、宮内庁も管理しているとは恐れ入った。歴史は紡がれる。赤間神宮はその特徴的な地勢と目に見える古戦場としての息づかいが生々しく。
赤間神宮のすぐ横には日清戦争の講和条約、下関条約を結んだ料亭があったそうで、今は記念館としてテーブルや椅子なんかが展示されてた。当時の複雑すぎる国際関係がこの街のこの場所でひとつの結末を迎えて、また新しい火種になっていって。「伊藤博文」「陸奥宗光」「李鴻章」なんかの顔ぶれが、展示の向こう側に浮かぶ。その後の3者の行く末も。
今回の旅はこれでおしまい。山口、島根、福岡の北のはしっこを探訪する行程でした。この地のみなさま、お邪魔いたしました、ありがとうございました。こんなに浮世離れしたスケジュールの旅は学生時代以来かな。とにかく思ったのは、義務教育や高校や大学受験で学んだことが、自分の人生を直接、いきいきと輝かせてくれる瞬間をたくさん感じられたこと。たまに、「○○を勉強しても人生で使うことなんかないよね」なんてことを聞いたりするけれど、全然そんなことないんだな、って。今回は特に歴史関係が顕著ではあったけど、科学、国語や数学だって、学んで見知ったことを元にして、総合的にとらえてみつめて考えて、自分の人生の彩りをいくらでも添えてくれる。いま現在、勉学に取り組んでいらっしゃる学生のみなさんにこの感覚を伝えたい。
てるちんさん、塩辛、そのようですね。うらやましか! でも、ビールやごはんが止まらなくなるから、それはそれでたいへん。50円で大盛という名の塩辛小皿プラスワンいただけるシステムがあり、遠慮なく倍量をいただきました。
やわうどんも堪能されたようで何よりです。今度一緒に「うどん平」にエビごぼううどんを食いに行きましょう!すっごいから!
てるちんさん、またすごいの出しましたね。行きたい食べたい!
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